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zoom RSS 世にも美しい数学入門 藤原正彦  小川洋子 筑摩書房

<<   作成日時 : 2005/06/24 23:30   >>

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「博士の愛した数式」によって新境地を開拓した小川洋子さんと、数学者の藤原正彦さんの対談。これがバリバリの文系の私にも、本当に面白かった。数学の持つ永遠の真理としての美しさと不思議。その不思議を、神様に見せてもらうために何十年も追い続ける数学者のロマン。

「数学って、受験以外に役にたたないじゃん!」と叫んだ文系人間は、私だけじゃないはず。でも、「数学は役に立たないから素晴らしい。」らしいんです。役に立つかどうか、なんてどうでもいい。その美しさに引きずり込まれて、その美意識のために夢中になっていくらしい。これって、芸術とおんなじじゃないですか。知らなかった!そして藤原先生と小川洋子さんの話は、どんどんスケールが大きくなっていきます。


たとえば、地球外知的生物がいたとして、私たちは、彼らと共通の言語をもたない。しかし、数学の真実だけは、宇宙に絶対的なものだ、と藤原先生はおっしゃいます。数学だけが、人間の知的レベルをほかの生命体に伝える方法だと。つまり、数学のレベルが、その生命体の知的レベルを図る基準になりえる、らしい。ほ〜。これまたすごいレベルの話です。読んでいると、なんだか人間としての存在の不思議にまで意識が及んでしまいます。
哲学・・。


対談形式になっているので、誰にでも楽しく読めます。この藤原正彦先生が、とても魅力的。ロマンチストなんですよ。

もっと頭の柔らかい若いときにこんな本に出会ってたら、もっと違う気持ちで数学に向かえたかも。数学が苦手なひとに、ぜひぜひ読んでほしい、素敵な本です。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。TB&コメントありがとうございました! こちらからもさせていただきました。理系だった私ですが、やっぱり数学は得意ではなく、美しさを感じるなんてゆとりは全くなかったですよ〜。小川洋子さんの本は大好きなんです。文章がやさしくて、品があって。お人柄も良さそうですよね。また本についてお話ししたいです。
ミチ
2005/06/25 07:10

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