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zoom RSS すきまのおともだちたち 江國香織  白泉社

<<   作成日時 : 2005/08/17 22:21   >>

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先週忙しすぎたせいか(遊びすぎ、という説もありますが)ほんと夏バテでございます。やたらに眠くてやる気がおきない。(これもいつも、という説もありますが)

こんな時にややこしいミステリーとかは、読めない。頭に入ってこないのです。ぼーっとした頭で、こみねゆらさんの可愛らしい絵に魅かれるままに、この本を読みました。夏バテの疲れた体に沁みましたわ。

「私」は、なんの前触れもなく旅先で「すきま」に落っこちるように違う世界に入り込んでしまいます。そこには小さな女の子と物言うお皿がいっしょに住んでいる小さな家。「おきゃくさま」としてそこに迎えてもらった「私」。そこは居心地の良い、なんだか懐かしい匂いのする世界。

この「おんなのこ」が、かわいくて、ちょっと生意気で、大人で、とてもいいキャラクターなんです。「お客さまていうものは、もてなされるために来るのよ」なんていいながら、おいしいお料理を作ってくれる。あ〜、こんな「おんなのこ」にもてなされたい。鶏肉のサンドイッチ食べたい・・。なんて思ってしまった疲れた主婦でございます。

それからも「私」は、人生の時々にふっとその世界に入り込んでしまうようになります。でも、不思議にその間は、現実の時間はすすんでいないのです。そして「おんなのこ」は、いつもそのまま。

こんな風に異世界にすべり落ちるという空想は、私も小さい頃からおなじみのシチュエーションなので、なんだか親近感を持って読みました。これって、けっこう誰でも一度は考えることなんじゃないでしょうか。北村薫さんの「ターン」も、時間の隙間に落ちてしまったような話でしたね。あれはけっこうハラハラしましたが、これはなんだか懐かしい人たちに出会ったような気持ちで、のんびりと読めます。夏の昼下がりに最適かも。いい気分でお昼ねできます。(笑)

おいしい本箱 → http://www.oishiihonbako.jp/detail.php?book_no=000495

江國香織 さんの本→ http://www.oishiihonbako.jp/detail.php?book_no=000105
              http://www.oishiihonbako.jp/detail.php?book_no=000069



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