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zoom RSS セルフ・ディフェンス あなたは正しい! 橋本明子 三五館

<<   作成日時 : 2005/08/28 22:41   >>

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自分がいつ犯罪の被害者になってもおかしくない、と思わせるような事件が頻発しています。私の身近でも学校
から送られてくる変質者や不審者の情報がひきも切らない有様。自分の欲望をむき出しにしてはばからない人たちが増えてしまった・・。しかもそのターゲットは常に女性、子ども、お年寄りという状況。肉体的な弱さはある程度どうしようもない以上、私たちは自分で自分の身をまもらなければならないんですよね。

この本は、犯罪の被害者にならないために、もしくはそんな危険な場面に遭遇してしまったときにどうしたらいいのか、という対処法が具体的に書かれています。これはぜひ一度読んでおいてほしいと思います。繁華街で、電車で、夜道で何が危険なのか。ちょっとしたことで危険を回避できるのならそれにこしたことはない。
そしていざ危険に遭遇してしまったら。自分にできる最大限の力を発揮して逃げるしかない。そのやり方も詳しく書いてあります。この通りにできるかどうかはいざとなるとわからないけれど、このうちの一つでも実行できれば事態は違うかもしれない。

そして、一番読んでほしいな、と思うのは「あなたは、正しい!」と著者が主張する部分です。特に性犯罪の場合、被害者にも落ち度があるという考え方をする風潮が紛れもなくある。そして被害者自身もその負の考え方に陥って抜け出せなくなる、そして事態はもっと暗転していく、という一面がありますよね。「派手な服を着ているから」「夜道を歩いているから」なんて。しかし、犯罪加害者は「年齢に関係なく、自分の思い通りになりそうで抵抗しなさそうで、誰にもいわなそうで、自分のほうが社会的に有利な立場」という条件で人を傷つけていくのです。

自信を持って自分を守っていくこと。被害者には何の責任もないこと。この社会的な認識をもっと徹底しないと、弱いものにはけ口を求める犯罪は悪質化していくと思う。それを密かに願う欲望を野放しにしてしまうと思うのですが・・。

この本の著者である橋本明子さんは、自分も義父から性的虐待をうけていた経験があるそうです。そんな血を吐くような体験からセルフ・ディフェンスの運動をしておられるそうですが、そんな彼女の発言には重みと強さがあります。女性のみならず、男性も必ず読んでほしい。「自分は違うから」というのではなく、こんな危険があるんだよ、こんな不安をいつも抱えて女や子どもは生きているんだよ、ということを知ってほしいんですよ。もちろん、男性だって危険があることには変わりない。心得としても読んでおいて損はないと思います。

おいしい本箱 → http://www.oishiihonbako.jp/detail.php?book_no=000504
            http://www.oishiihonbako.jp/detail.php?book_no=000141

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