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zoom RSS YA作品 2冊 

<<   作成日時 : 2007/08/19 01:36   >>

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画像「楽園」のレビューを書いてるんですが、これがなかなか手ごわい。
で・・合間に読んだYA作品を二つ。残り少なくなってきた夏休みに読むのも、いいかも。

「アンティークFUGA 1」あんびるやすこ 岩崎書店

骨董屋を営む両親が失踪し、途方にくれる少年・、風雅。
父が残してくれたお守りから、守り神・シャナイアが現れ、彼の兄となってくれることを
契約する。二人で何とか骨董屋を再開したのだが・・。

アンティーク・つくも神・契約・両親の失踪・・・等々、どこかで読んだようなあれこれが
たくさん盛り込んであるのよ、という感じなんですが、さらっと読めて、なかなか楽しかった
ですよ。中1だという風雅が、なんとも幼すぎる感じはありますが。
あんびるさんは、児童書をたくさん書いておられる方なんで、そういう調子になって
しまうのかも。風雅の内面が、もう少しにじみ出てくるようになると、共感のしどころも
増えて、もっと奥行きが出るんじゃ・・って、偉そうですやん(汗)


画像


「下町不思議町物語」 香月日輪 岩崎書店

人と車と物がひしめきあう大都会の、すぐとなりにあるとは思えない昔ながらの情緒あふれる下町−不思議町。この町の一角に住む正体不明の不思議な人物「師匠」のもとへ、今日も直之はすっとんでいく・・。 大病をしたせいで体が小さく、勉強が人より遅れがちな直之。しかも、両親は離婚して、住み慣れた大阪を離れて、父と東京にきたところ。孤独な直之の心を受け止める師匠。この町で心いやしていく少年の姿が、愛しい。

香月さんの描く、この世から少しずれた、不思議が不思議のままに
息づく世界は、とても優しいですね。孤独な直之の心と反応するように開くこの町。
ゆっくり流れる時間と、大人が大人として自分をしっかり持っている世界が
直之をくつろがせて、心癒していく・・。その空気管が、とても魅力的です。
「妖怪アパート」のシリーズと通じるものがありますね。


どとらも岩崎書店が出しているYAフロンティアのシリーズ。
最近YAはどの出版社も力を入れています。
何しろ、若者を読書する陣営に引きずり込まないと、出版社の未来は
あやういですもんね・・。楽しい、読みやすい物語が、そのきっかけになれば
いいな、と思います。・・で、できたら、そこから、自分だけのひっかかりを見つけて
もっと本が好きになってくれたら、嬉しいですね。
このシリーズ、もう少し読んでみようっと。

おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php

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