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zoom RSS キャベツ 石井睦美 講談社

<<   作成日時 : 2007/12/01 19:50   >>

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画像いいお兄ちゃんだなあ・・と、うっとりしながら読みました。
こんなお兄ちゃんに、毎日ご飯を作ってほしい(そこかい)
毎日、ちゃんと晩御飯を作ってくれるお兄ちゃん・・。
お弁当まで作ってくれるお兄ちゃん。
こんなお兄ちゃんを好きにならずにいられようか。ねえ・・。

父親が早くに亡くなって、働きに出ることになった母親の代わりに
毎日ご飯をつくろうと決意するぼく。そして、妹を決して怒るまいとも
決めて、それを守ってきたお兄ちゃん。大学生になっても、ご飯作りと
バイトと読書の日々だ。そんなお兄ちゃんに、妹の美砂は、美人の友達
とのデートをセッティングする・・・。

母と、兄と、妹。力を合わせて生きてきたバランスが、安定している、今。
美味しいご飯、楽しい会話、居心地いい空気。
でも、そんなひと時が、そんなに遠くない将来、変わってしまうだろうことを
何となく皆知っている。一つの船に乗っていた家族が、それぞれの旅に
出る日も、近いのだ。その不安を一番抱えているのは、お兄ちゃんではなく
妹の美砂。女には、本能的に先が見えてしまうところがあるから・・。
大好きなお兄ちゃんを誰かに取られるくらいなら、大好きな友達を紹介して
しまおう・・それなら、許せるかも。お兄ちゃんの好みも知ってる。
かこちゃんなら、ぴったり。かこちゃんなら、お兄ちゃんを取られてもいい。
でも・・ほんとに二人が付き合いだしたら、私はどうしたらいいんだろう?
本当に我慢できるんだろうか・・という風に、ぐるぐるぐるぐる考えている
美砂の気持ちが、とってもよくわかる。いや、書いてはないんだけど、
きっと、お兄ちゃんとかこちゃんがデートしている間中、そんな思いで頭は
いっぱいだっただろう。で・・お兄ちゃんは、そんな美砂の
気持ちには、気づかない。いや、気づいても、それは気づかない振りで
心の中に忍ばせて、お兄ちゃんはやっぱりご飯を作るだろう。
それが、お兄ちゃんの愛の形だから。

どうしようもない事、どうしようもない気持ちは、必ず人生に漂っている。
私達は、それを抱えてご飯を食べる。
どんなに悲しくても、ご飯を食べる。

「大きくなった女の子はねえ、泣いちゃいけないの」
「どうして?」
「だってね、ご飯のしたくをしなくちゃいけないから」

食べるのが、人の強さそのものなのだと思う。
そして、ご飯を作り続ける人は、一番偉いのだ(笑)
ほんと、これだけは休めない。お兄ちゃんが妄想で主婦になりつつご飯を
作るのに爆笑したので、私も、誰か違う人にご飯を作る妄想をしながら
作ろうかと(アホ)もちろん、その人は、涎をたらしてるブタヤマさんじゃないですよ(笑)
キャベツくん。石井さんもお好きなんですね・・お仲間だわ。
そんなことも嬉しい本でした。とっても可愛くてオススメです。
お兄ちゃんが欲しかった永遠の乙女に・・。


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キャベツ  石井睦美
キャベツ  石井 睦美 講談社 ...続きを見る
ナカムラのおばちゃんの読んだん
2007/12/01 23:49

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
ほんまにええお兄ちゃんです。
こんな青年どこかにいませんか?
娘に紹介したいです。
ナカムラのおばちゃん
2007/12/01 23:54
>ナカムラのおばちゃん
娘さんがいらっしゃるんですね。ウチは息子ですが、このお兄ちゃんとは程遠いですわ(>_<)旦那さんにするなら、このタイプですよねえ♪
ERI
2007/12/02 23:14

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