ここのところ、ちょっとイマイチな感じが続いていた東野さんですが。 これは、よかったですよ。 ストーリーテラーの面目躍如ですね。 それは、プロメテウス流星群が、やってきた夜。 この冒頭が、非常にドラマチック。 一気にお話に引き込まれますね。 この兄弟が、非常に仲良しであることも。 そして、この物語の中での、それぞれの役割も、ここで書かれていることで 読者が次の展開に入りやすいし、ぐっと感情移入もできる、という。 最近の東野さんの小説の主人公たちには、どうも共感できない 部分が大きかったんですけど、今回は、その壁がなくて入りやすかった。 幼くして、守ってくれる人が誰もいなくなってしまった兄弟が、 強く結束する気持ちが、痛いほど伝わってきました。 後は、この3人が、詐欺師になって、両親の仇にめぐり合うんですが・・。 この3人の絆が変わらないので、どんな展開になっても、 ほっとする安心感がありますね。 この作品の中で流れる時間を追いつつ、長編をきっちり構成し、最後まで 惹きつけて離さないのは、さすがです。 そして、ラストの指輪・・よかったですね。 ラストシーンの東野を、久々に確認しました。 安定感は五つ星。あんまりにも綺麗に調和しちゃったんで、読後 「ああ、終わった終わった」 という感じで、余韻が少ない感じはありますが、それはちょっと贅沢と いうもんでしょう。エンターテイメントとして成功だと思います。 ああ・・どうしよう、これ以上言うことがない(笑) でもね、ページ開いて、読んでいる間、ハラハラして、楽しくて共感できて パタン、て本を閉じて「いいお話やったなあ〜、面白かったなあ」 これが一番楽しい読書ですよ、ほんと。 そんな、楽しい時間を頂きました。日ごろあんまり小説を読まない方にもオススメかな。 おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php |
| << 前記事(2008/05/06) | トップへ | 後記事(2008/05/09)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
「流星の絆」仕掛けた復讐計画の顛末は・・・。
「流星の絆」★★★期待しすぎました 東野圭吾著、1,700円、講談社 ...続きを見る |
soramove 2008/05/22 22:03 |
『流星の絆』(東野 圭吾) <感想&書評>
流星の絆東野 圭吾 講談社 2008-03-05売り上げランキング : 324おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 本の内容 ...続きを見る |
Book A GoGo!!! 〜本の読書... 2008/05/30 22:11 |
【流星の絆】 東野圭吾 著
封印した「ハヤシライス」… それを息子の店で復活させようとした時、それはちょうどある事件の時効と重なっていた [:ショック:] ...続きを見る |
じゅずじの旦那 2008/06/21 11:05 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
やっぱり、うまいなぁ、、、という第一印象! |
じゅずじ 2008/06/21 10:45 |
>じゅずじさん |
ERI 2008/06/24 21:45 |
| << 前記事(2008/05/06) | トップへ | 後記事(2008/05/09)>> |