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help リーダーに追加 RSS 国際児童文学館 「文化」はお金で買えない

<<   作成日時 : 2008/05/13 21:59   >>

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大阪府にある、国際児童文学館が、橋下知事の発案で
統合、消滅しようとしています。同館は、万博公園の中にある、
児童文学の資料の収集・研究を主にした施設です。
出版社から、年間一万点を超える資料の寄贈もあり、児童文学という
ものを、多方面から検証する役割を担っています。
でもね・・これが、たった一回見に来ただけの、児童文学を何も
知らない人の一言で、無くなってしまう危機にさらされています。

大体、図書館というものは、採算が取れないように出来ている。
それは当たり前すぎるほど当たり前な話なんですが。
なぜ、図書館というものが生まれてきたのか。
なぜ、図書館というものが、公費で運営されなければならないのか。
その歴史と役割を認識しなければ、それはただの金食い虫でしかない。
市民の「知る権利」「学習する権利」を保障し、言論と思想の自由を守る役割を
担っているわけです。
そして、児童文学というのは、そういう大人の権利とは、また違った役割も担います。
一人の人間として人が成長するときに、かけがえのない役割を果たして
いくもの。「お話」という体験の中から、子供は多くのことを学びます。

子どもと本の関係については、たくさんの方の素晴らしい論があるので
多くは語りませんが、私は、幼い頃から本を読むことで、自分を作ってきたように
思っています。この世の中に、たくさんの世界、たくさんの価値観、ありとあらゆる
体験があることも教えてもらったし、どれだけ自分と違う場所に生きている
人の心にも、自分と同じものが潜んでいることも教えてもらった。
想像の翼を広げること・・・この世界の奥底に流れている、永遠と名づけるしかないような
捉えがたいものに、一瞬触れてみること。自分だけではできない営みに心浸してみること。
その体験は、お金に換算できるものではないし、目には見えない。
目に見えないからと言って、切り捨ててしまうのは、
「役に立たない」という名目で心を切り捨てるようなものだと思う。

大阪府立図書館に、併合すればいい、と簡単に言うが、府立図書館と、
児童文学館では、担う役割が違うと思うんですよね。
「本の海大冒険」という児童文学館のHPを見ていただくと、「子どもの本」と
いうものに対する理解が、非常に深いのがおわかりいただけると思います。
ただ、資料を収集するだけでは、こういうHPは作れない。
専門の研究機関としての見識があるからこその活動は、児童文学という
世界の中で、非常に大切だと思います。
子どもの本、児童文学、というのは、なかなか評価されにくい。
部数が出ない、ということもあります。
その中で、子どもの本を作り続ける、その情熱は、やはり、いい本を
子どもに読ませたい、という一点にささえられていると思うのです。
その情熱を支えるためには、やはり、こういう、専門の研究機関が
あり、絶え間なく情報と見識を発信していることが必要だと思う。
児童文学というのは、大人の本よりも、全くごまかしのきかないもの。
そして、やはり、私たちの財産であり、「子ども」という未来を生きる
次世代人への贈り物だと思います。
それを軽視するようなことは、して頂きたくない。

図書館がなくなっても、命に別状はないかもしれないけれど、
心は枯れてしまう・・・。でも、まずしわ寄せがくるのは、こういう場所
なんだよなあ。弱いところから、切捨てられる。
しかし、一度切り捨てられてしまったら、元に戻すことは非常にむずかしくなる。
資料の収集、調査、研究、なんていうものは、日々の積み重ねですからね。
簡単に「やめればいい」ということが引き起こす影響を、考えていただきたいです。

あ〜・・語ってしまった。
でも、言わなきゃ始まらないものね、何事も。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
増税になるのはいや

2008/05/14 01:30
子供の前に、医療でしょ。
本は移動させるのだから、それで良いんじゃないかと、思います。
従業員だって、ボランチアが当たり前です。
週に1度、母は、他県の図書のボランチアに行ってます。

2008/05/17 08:37
児童図書館に署名した高名な人。団体。
大阪人でもないのに、存続署名して、税金払うのは
私達、大阪人なんです。医療をぜひとも残して欲しいのに、他県の人の署名で、税金払う人の事考えてますか??????

高名な人。団体。お金を出してください。
他県の人が署名するなら、寄付金付けて貰わないと、勝手過ぎる。
児童図書館より医療が欲しいんです。税金払わない
他県の無責任は、辞めて欲しい。
ぽろ
2008/05/18 01:02

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