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zoom RSS ショコラティエの勲章 上田早夕里 東京創元社

<<   作成日時 : 2008/05/15 23:24   >>

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画像最近、やたらにお菓子を食べたい(笑)
特に、チョコレートがやたらに食べたい、今日この頃・・。
太る、という恐怖と抱き合わせの快感でございますが。
甘いもん、美味しいですねえ〜。
何かしら、家に甘いもんがないと、心がさびしゅうございます。
デパ地下なんて歩くと、あれこれ食べたい欲望でうずうずしますが
いかんせん、そんなには胃袋が大きくない。
でも、何かしら買ってしまうんですよね。
そして、また、最近のケーキというのが、お高い!!
ちっさくても、一つ500円くらいするのは、当たり前。
時折びっくりしますが、このお話を読んでいると、まあ、それも
しゃあないか、と思ったくらい、お菓子の世界の話が
みっちりと書き込まれています。

舞台は神戸。同じ場所に店を構える老舗の和菓子屋・福桜堂と
チョコレート店、「ショコラ・ド・ルイ」。和菓子屋の娘であるあかりと、
ショコラ・ド・ルイのシェフ・長峰をめぐる、お菓子にまつわる物語が
6篇収められています。
最近の一つの流れでもある、血が流れない、日常のミステリー。
しかし、そこに描かれている、お菓子に対する情熱が、その日常のミステリーを
ドラマチックなものにしています。
非常に丁寧に作りこまれた宝石のようなショコラが並んでいる印象。
構成も緻密で、職人技を感じますねえ。
お菓子、ってロマンを感じるお得な素材ですが、それだけに安易に扱うと
安っぽくなる。大人の鑑賞に耐える、厚みを感じさせて面白かった。

一つ不満を言うと、肝心の主人公二人の顔が、私には想像しにくかった。
これは、非常にもったいないことです。
お菓子に対する厚みが、なぜか主人公に、あまり反映されていないんですよね。
あかりの、何となく流されている生き方の設定と、謎を前にしたときの
聡明さのつりあいがちぐはぐであるし、長峰シェフのキャラも、時々重厚すぎて
上滑りするような印象もあるし。
この物語のあちこちに覗く「女」もしくは「母親」というものの描かれ方が
ステレオタイプで、なにやら心冷える感じであるのも気になったりしたんですが。
そんなものも含めて、また、この物語がどう展開していくのかが
気になっています。続きが、読みたいですね。

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