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zoom RSS フングリコングリ 図工室のおはなし会 岡田淳作・絵 偕成社

<<   作成日時 : 2008/11/25 02:04   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

画像週末は忙しくて、どうもうまく更新できません(言い訳かあ)
うーん、もっと色々書きたいんですが・・。
元来器用に書けない性質で、がっつり書きたい人間だからなあ。

今日、実家の整理に行っていて、昔読んだ本を見つけて
持って帰ってきてしまいました。
一冊は萩尾望都さんの「銀の三角」。復刊ドットコムの復刊リクエストでも
けっこう票が入ってますね〜。
これはねえ・・。ほんとに名作です。萩尾さんは天才ですが
その天才ぶりが遺憾なく発揮された一冊。
実家の押入れで見つけて、ちょっと興奮してしまいました(笑)
これも、またレビュー書こうっと!!
出版が早川書房ですよ?これも、マンガとしては珍しい。
ほんと、がっつりSFです。奥付みると1982年。
でも、全く古くない。萩尾さんは凄い。

もう一冊は「まえがみ太郎」。松谷みよこさんの名作です。
この物語が私は、幼い頃から大好きで、何度読んだかしれない。
私はあまり人付き合いが好きではない子どもだったので。
こういう物語の主人公たちは、心の友達でした(笑)
まえがみ太郎と、つばめとび(空飛ぶ馬です)に乗って
果てしなく冒険したもんです。
優れた児童文学は、心を開放する。自由になる。
今読んでみると、この物語の力を感じます。

・・と、前置きが長くなりましたが、今日の本題。
岡田さんの「フングリコングリ」です。
岡田さんは自由です。何だかねえ・・読んでいると心が深呼吸するのが
わかります。心が自由に飛んで、あたらしい風が入ってきます。
指遊びをしながら『フングリコングリ』と唱えると体が浮き上がっていくし
『むぐるっぱらぴれふぎゅるっぴん』と唱えると、透明人間になってしまう。
「えー?ウソー!!」って思いながら、絶対これを読んだ子どもたちは
やってみるに違いない。物語の中で、自由に飛ぶ力を、岡田さんは
持っていて、それを心置きなく子どもたちに分け与えます。
それを、何の特別な言葉も設定も使わないで、ごく当たり前に起こることの
ように伝える力を持っておられるんですよねえ〜。
すうっと物語に入っていける。
これは、「物語」を通して、人の心の中に入っていく、魔法です。

「きみがひとの気持ちをわからないのも無理はないんだ。
だって、人って、たいていほかのひとの気持ちはわからないんだ」(フルーツ・バスケットより)


わからないからこそ、わかり合いたいと思うこと。
でも、それには、やっぱりわかりあおうとする努力がいる。
その一歩を踏み出す勇気は、今の時代の中で、ますます小さくなりつつあるような
気がします。その中で、やっぱり、「物語」が持つ力というものを、私は信じたい。
人付き合いが苦手で、この世界がとことん生きにくいと思っていた私が
何となく大人になれて、今、人と縁を繋いで生きていられるのは、
物語から、たくさん力を貰ったおかげだと思ってます。
岡田さんのお話を読むと、そんな「力」を感じるんですよね。
押しつけがましくなく、そっと子どもの後ろから、背中を押す力。
久しぶりに読んだ短編集は、とても素敵でした。
小学校高学年・・本の好きな子なら、中学年でも。
短編だから、読み聞かせにもいいと思います。
ぜひぜひ・・。

「こそあどの森」シリーズは、まだでないかな〜・・。

おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php






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