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2008年が終わろうとしています。 うーん、何となくですが、ちっぽけな自分というのを 非常に自覚した年でした。 だまし討ちのようにやってきた、不況の波とか。 これでもか、というように起こる何やら得体のしれない 事件の数々や。そんなものと、自分の距離感がうまく 掴めない感じ。自分に何が起こるという事ではないんですが 右往左往しているうちに過ぎていった感があります。 このブログも、もうちょっと更新していかなきゃだめだったと 反省しきりです。あれもしたい、これもしたい、と思いながら あっという間に人生が過ぎていく・・。 来年は、自分なりの目標をたてて、このブログも書いていきたいと 思います。もっとYA文学というものに、シフトしていきたいし。 自分の中で、読まなきゃいけないものが山積みだし。 うーん、誰か、私に一日48時間ください(笑) 今年読んだ本について。 印象的だったYAジャンルの本。 ノック人とツルの森 アクセル・ブラウンズ 浅井晶子訳 河出書房新社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200809/article_6.html 灯台守の話 ジャネット・ウィンターソン 岸本佐知子訳 白水社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_6.html 戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった イシメール・ベア 河出書房新社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200803/article_9.html 自由である事、自分らしくいられる事、自分の中にある、大切なものを 壊さずに生きていられる事。言葉にすれば簡単なことが、とても難しい。 このYAというジャンルに描かれる、その生き難さと、その向こうに必ず 滲んでいる、そうありたいという願いが、私は愛しいと思う。 年齢を重ねるごとに、心がこのジャンルにシフトしていくのは何故だろうと 思うのだが、私も、この年齢になって、やっと自分らしさに気づいてきたと いう事なのかもしれない。遅すぎる旅ではあるが、年齢を重ねるごとに 心は、より自由でありたいと思う。 ファンタジーというジャンルで印象的だった本 漂泊の王の伝説 ラウラ・ガジュコ・ガルシア 松下直弘訳 偕成社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200807/article_3.html 流れ行く者 ―守り人短編集― 上橋菜穂子 偕成社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_2.html パワー 西の果ての年代記V アーシェラ・K・ル=グウィン 河出書房新社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200809/article_11.html 上橋さんに、ル=グウィンという、大御所を並べてしまいました。 ファンタジーというジャンルで発売されるものに触手が動かない事が 多かったかもしれません。ファンタジーって、難しいですよねえ・・。 ファンタジーという表現形式でなければ、書き表せないもの。 私は、それが読みたいんだなあ・・と思うんですが。 外国文学で、心惹かれた本 ナイフ投げ師 スティーブン・ミルハウザー 柴田元幸訳 白水社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200810/article_11.html 変愛小説集 岸本佐知子編訳 講談社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_5.html 怪人エルキュールの数奇な愛の物語 カール=ヨハンセン・ヴァルグレン 立石光子訳 ランダムハウス講談社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200802/article_9.html うん、こうしてみると、私は奇妙な味の小説が好きなんですね(笑) 異形のもの、過剰なもの、足らないもの、へんてこなもの。 独特の価値観が見せてくれる美に惹かれてしまう。 ミルハウザーは、ほんとに好みでした。柴田さんの訳も素晴らしかった。 国内の児童文学&YAで印象的だったもの 彼岸花はきつねのかんざし 朽木祥 学研 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_7.html 花が咲く頃いた君と 豊島ミホ 双葉社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_10.html 幸子の庭 本田明 小峰書店 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200802/article_4.html 豊島さんは、段々自分だけの色を濃くして素敵です。 朽木さんの作品は、書かなければならなかったという 思いが強く伝わる、たくさんの人に読んで欲しい作品。 日本文学&エンタメ ナンバーワンは、やっぱり、これかな。 ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 新潮社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_8.html 今年、ほんとに乗ってるなあと思ったのは、吉田修一さん。 ほんと、嫌味なまでに上手い(笑) さよなら渓谷 吉田修一 新潮社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200808/article_5.html 静かな爆弾 吉田修一 中央公論新社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_5.html そして、個人的に大好きな川上弘美さん。 どこから行っても遠い町 川上弘美 新潮社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200812/article_3.html 風花 川上弘美 集英社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_3.html 来年も、川上さんが、たくさん作品をかいてくれますように(祈) 女性作家が元気な年でした。 荒野 桜庭一樹 文芸春秋社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200807/article_7.html 桜庭さんの新刊、早く読みたいなあ・・。 桜庭旋風が吹き荒れた2008年。来年も期待してます。 切羽へ 井上荒野 新潮社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_8.html やがて目覚めない朝が来る 大島真寿美 ポプラ社 →http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_5.html あと2008年は三日ありますが、明日から京セラドームへ 通いますので(笑)更新できるかどうか微妙ですので、 ここでとりあえず御挨拶。 今年一年、どうもありがとうございました。 こんな世界の端っこで、細々書いているブログを読んでくださった方々に 心よりお礼を申し上げます。 来年が皆様にとって、幸多い一年になりますように。 そして、来年もよろしくお願い申し上げます。 おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php |
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ERIさん、こんばんは。 |
水無月・R 2008/12/29 21:48 |
>水無月・Rさん |
ERI 2008/12/31 00:41 |
明けましておめでとうございます。 |
波野井露楠 2009/01/01 22:20 |
ERIさん。 |
夢月 2009/01/02 17:34 |
>波野井露楠さん |
ERI 2009/01/04 01:38 |
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