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help RSS 一年の締め&お礼

<<   作成日時 : 2008/12/29 00:43   >>

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2008年が終わろうとしています。
うーん、何となくですが、ちっぽけな自分というのを
非常に自覚した年でした。
だまし討ちのようにやってきた、不況の波とか。
これでもか、というように起こる何やら得体のしれない
事件の数々や。そんなものと、自分の距離感がうまく
掴めない感じ。自分に何が起こるという事ではないんですが
右往左往しているうちに過ぎていった感があります。
このブログも、もうちょっと更新していかなきゃだめだったと
反省しきりです。あれもしたい、これもしたい、と思いながら
あっという間に人生が過ぎていく・・。
来年は、自分なりの目標をたてて、このブログも書いていきたいと
思います。もっとYA文学というものに、シフトしていきたいし。
自分の中で、読まなきゃいけないものが山積みだし。
うーん、誰か、私に一日48時間ください(笑)

今年読んだ本について。

印象的だったYAジャンルの本。

ノック人とツルの森 アクセル・ブラウンズ 浅井晶子訳 河出書房新社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200809/article_6.html

灯台守の話 ジャネット・ウィンターソン 岸本佐知子訳 白水社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_6.html

戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった イシメール・ベア 河出書房新社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200803/article_9.html

自由である事、自分らしくいられる事、自分の中にある、大切なものを
壊さずに生きていられる事。言葉にすれば簡単なことが、とても難しい。
このYAというジャンルに描かれる、その生き難さと、その向こうに必ず
滲んでいる、そうありたいという願いが、私は愛しいと思う。
年齢を重ねるごとに、心がこのジャンルにシフトしていくのは何故だろうと
思うのだが、私も、この年齢になって、やっと自分らしさに気づいてきたと
いう事なのかもしれない。遅すぎる旅ではあるが、年齢を重ねるごとに
心は、より自由でありたいと思う。

ファンタジーというジャンルで印象的だった本

漂泊の王の伝説 ラウラ・ガジュコ・ガルシア 松下直弘訳 偕成社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200807/article_3.html

流れ行く者 ―守り人短編集― 上橋菜穂子 偕成社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_2.html

パワー 西の果ての年代記V アーシェラ・K・ル=グウィン 河出書房新社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200809/article_11.html

上橋さんに、ル=グウィンという、大御所を並べてしまいました。
ファンタジーというジャンルで発売されるものに触手が動かない事が
多かったかもしれません。ファンタジーって、難しいですよねえ・・。
ファンタジーという表現形式でなければ、書き表せないもの。
私は、それが読みたいんだなあ・・と思うんですが。

外国文学で、心惹かれた本

ナイフ投げ師 スティーブン・ミルハウザー 柴田元幸訳 白水社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200810/article_11.html

変愛小説集 岸本佐知子編訳 講談社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_5.html

怪人エルキュールの数奇な愛の物語 カール=ヨハンセン・ヴァルグレン 
立石光子訳 ランダムハウス講談社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200802/article_9.html

うん、こうしてみると、私は奇妙な味の小説が好きなんですね(笑)
異形のもの、過剰なもの、足らないもの、へんてこなもの。
独特の価値観が見せてくれる美に惹かれてしまう。
ミルハウザーは、ほんとに好みでした。柴田さんの訳も素晴らしかった。

国内の児童文学&YAで印象的だったもの


彼岸花はきつねのかんざし 朽木祥 学研
http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_7.html

花が咲く頃いた君と 豊島ミホ 双葉社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_10.html

幸子の庭 本田明 小峰書店
http://oisiihonbako.at.webry.info/200802/article_4.html

豊島さんは、段々自分だけの色を濃くして素敵です。
朽木さんの作品は、書かなければならなかったという
思いが強く伝わる、たくさんの人に読んで欲しい作品。

日本文学&エンタメ

ナンバーワンは、やっぱり、これかな。

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎 新潮社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_8.html

今年、ほんとに乗ってるなあと思ったのは、吉田修一さん。
ほんと、嫌味なまでに上手い(笑)

さよなら渓谷 吉田修一 新潮社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200808/article_5.html

静かな爆弾 吉田修一 中央公論新社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_5.html

そして、個人的に大好きな川上弘美さん。


どこから行っても遠い町 川上弘美 新潮社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200812/article_3.html

風花 川上弘美 集英社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200805/article_3.html

来年も、川上さんが、たくさん作品をかいてくれますように(祈)

女性作家が元気な年でした。

荒野 桜庭一樹 文芸春秋社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200807/article_7.html

桜庭さんの新刊、早く読みたいなあ・・。
桜庭旋風が吹き荒れた2008年。来年も期待してます。

切羽へ 井上荒野 新潮社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200806/article_8.html

やがて目覚めない朝が来る 大島真寿美 ポプラ社
http://oisiihonbako.at.webry.info/200801/article_5.html


あと2008年は三日ありますが、明日から京セラドームへ
通いますので(笑)更新できるかどうか微妙ですので、
ここでとりあえず御挨拶。
今年一年、どうもありがとうございました。
こんな世界の端っこで、細々書いているブログを読んでくださった方々に
心よりお礼を申し上げます。

来年が皆様にとって、幸多い一年になりますように。
そして、来年もよろしくお願い申し上げます。

おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
ERIさん、こんばんは。
この1年、大変お世話になりました。
来年もお互い、良い物語に出会いたいですね。
何かとせわしない時期ではありますが、良い年末年始をお過ごしくださいませ。
水無月・R
2008/12/29 21:48
>水無月・Rさん
こちらこそ、ほんとにお世話になりました。
いつも遊びにきて下さってありがとうございますm(_ _)m
来年も、ずっと本を読んですごしましょうね(*^m^*)
水無月・Rさんも、よいお年をお迎えくださいませ。
ERI
2008/12/31 00:41
明けましておめでとうございます。
今年は更新や返事を出来るだけ滞らせないように心掛けたいと思います(汗)!
こんな私ですが、今年もどうか仲良くしてやってください(^^;)。
今後ともよろしくお願いいたします(^^)。
波野井露楠
2009/01/01 22:20
ERIさん。
あけましておめでとうございます。
今年は『もっと本を読もう』を目標にしました。
色々教えて頂く事があると思いますので、
宜しくご指導下さいね。
本年も宜しくお願い申し上げます。
夢月
2009/01/02 17:34
>波野井露楠さん
明けましておめでとうございます。
私も、できるだけ更新したいと思うんですが(汗)
お互い、がんばりましょうね〜〜(ノ><)ノ

>夢月ちゃん
あけましておめでとうございます。
そんな、私はご指導なんてできないですって・・。
ただ、好きなこと、書きなぐってるだけですから。
こちらこそ、読みにきてくださって、どうもありがとうございます。こちらこそよろしくお願いしますm(_ _)m
ERI
2009/01/04 01:38

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