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zoom RSS グーグーだって猫である 5 大島弓子 角川書店

<<   作成日時 : 2010/03/03 00:33   >>

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画像猫が、どんどん増えている。
これは、何となくわかる。猫が、猫を呼ぶんである。
大島さんは、いい加減な事が出来ない。
とにかく真っ直ぐな人なんだろうと思う。
全力で彼らを救いたいと毎日奮闘する。
猫も、1匹、2匹ならともかく、5匹を超えると、世話は
相当大変である。その上、子猫を拾い、野良猫を招き入れ、
大島さんは必死で彼らに愛情を注ぎ続ける。
腱鞘炎になるわ、帯状疱疹になるわ、それはもう満身創痍でも
大島さんは、目の前にいる、小さな命を放っておく事は出来ないのだ。
彼女にとって、命の重さは、猫も人間も同じ。
それが、全てのエピソードから伝わってくる。

これだけたくさんの猫を飼っていると、当然ながら、別れなければ
ならない命もある。免疫不全で、死んでしまった子。
そして、バスケットに挟まってしまうという事故で、死んでしまった子。
その切ない別れも、自分の不注意からも、大島さんは目をそらなさい。
そこに、物書きとしての、自分に対する厳しい目と率直さがある。
いや・・物書きとして、というか。人間として、なのだろうな。
去年、小さな子を、救えずに死なせてしまった私は、辛くてその事を
書けなかった・・。そんな私は、まだまだ人間として、未熟者だ。
そう思った。

私はもう、自分が一緒に暮らしている、ぴいすけ1匹に必死で。
ちょっとくしゃみをしただけで、お医者さんに飛んでいってしまうし(汗)
一日に、何度も何度も、小さな身体に耳を付けて、彼の心臓の鼓動を聴く。
トクトク鳴る彼の命の音を確かめて柔らかいお腹に顔をうずめると
限りなく、心が落ち着く。私の傍に、この子がいてくれる事を、奇跡だと思う。
とにかく、ぴいすけに関しては臆病者で、とことん心配性なのだ・・。
だから、彼一匹でも、けっこうしんどいものがある。
そう思うと、ほんとに大島さんは、偉い。
偉い、何て心の底から言われたくないと思うけれど、私は、
その命との闘いを尊敬します。

うちの子は、全く見知らぬ場所で生まれ、本当に偶然で拾われ、
私のところにやってきてくれた。
これは、偶然だけど、偶然ではないと私は思っている。
ぴいすけは、私の所にくるために、生まれてきてくれたと、結構本気で
思っているところが、イタタで(笑)
うちに来た日に、彼は、私の唇を、何も言わずにぺろぺろ舐めて一緒に寝た。
非常に人に対して神経質なぴいすけが、よくもそんな行動に出たものだと
今になって思う。心が通じたんだよね・・って、どこから、うちの猫自慢に
なってんねん!(笑)

人間同士でもそうだけれど、動物とも、「縁」というものがある。
大島さんと繋がる、何匹もの猫たちは、幸せだ。
うちのぴいすけも、私と繋がって幸せだと思ってくれているだろうか。
たくさんの猫本が出ているけれど、大島さんの、猫に対する愛情は
まさに、生き物としての一対一の関係で、まったく飾り気がない。
「猫を、こんなに愛してる自分」という視点が全くないところが、大好きなんだよなあ。
「綿の国星」を、また読みたくなってしまった。
大島さんと、彼女の猫たちが、とにかく元気で、幸せにずっと暮らせますようにと
祈らずにはいられない。私は、ぴいすけが最後の猫かも。
そんな気がしています。

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