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zoom RSS ファンム・アレース 4 香月日輪 講談社YA!ENTERTEINMENT

<<   作成日時 : 2010/11/20 21:38   >>

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画像いつの間にか、この物語も4巻。
青い瞳の王女・ララと、元賞金稼ぎの、用心棒・バビロンの
冒険も、そろそろ佳境に入ってきた感じです。
こういう、仲間とお宝アイテムを見つけて、経験値を増やして
いく旅は、RPGタイプのファンタジーの王道ですね。
香月さんは、生き生きとした人物を描くことがとてもお上手なので
登場人物が魅力的です。身分を超えたロマンスに、正義の為の闘い。
そういうツボもきちんと押さえつつ、香月さんらしい、
楽しい物語になっています。こういうハイ・ファンタジーは、
設定に凝ることに終始してしまって、かえってありきたりじゃん、
という事になりがちだったりしますが、このシリーズは
人物と設定の余白の塩梅がちょうどいい。
想像の余地があるんですよね。それも、物語には必要な事かも。

この巻で良かったのは、何と言ってもグールとサーブル、という
はぐれオオカミのような、賞金稼ぎのコンビ。
波打つ黒髪に、神秘的な緑の瞳。背中に天女の入れ墨を背負う
サーブル。そのサーブルにぴったりくっついて離れない、無表情な
赤い髪のグール。おぞましい、蛇の女妖怪の呪いにかかってしまった
サーブルを助けることになってしまった一同だが、なかなか手ごわく
何より気色悪い妖怪に苦戦します。でも、まあ、そこはもう、
絶対正義が勝つ、と決まっておりますから、ハラハラドキドキしながら、
安心しもって読むことが出来るという楽しさ。(褒めてます)
その闘いの中で、このグールとサーブルの過去や、どうしてこの二人が
一緒にいるのか・・という謎が明らかになっていくんですが、これがねえ。
なかなか切なくて、しかもロマンチックで、すれた乙女の胸も、きゅんと
させるんですよ。

出会うべくして出会った、宿命の相手。
生まれる前から結ばれていて、魂の恋人。


胸キュンでございます。この世に二人だけ・・というやつですよ。
幾つになっても、こういうのに弱い(笑)
打算も、計算も、なにも無い。ただ、一緒にいたいだけ。
うーん・・そんな気持ちが、100年以上も続くのが、ほんまかいな、と
おばちゃんはちょっと思ってしまうんですが、この二人が、あんまり
浮世離れしてるんで、しかも美しいんで、許します(そこかい!)
これが、ハーレクインとかだと、キュンとしないんですけどねえ。
ハードな冒険ものの中で描かれるのが、かえって萌えなんですよ。
まあ、相変わらず、ララとバビロンも、ラブラブです。
運命の恋人が二組もいる、RPGパーティは、なかなか異色ですね(笑)
でも、彼らの次の冒険が待ち遠しい、楽しみなシリーズです。
香月さんは、妖怪ものよりも、私はこっちの方が好きかな。
しかし。これは私の好みの問題なんですが、挿絵がマンガチックすぎて
私の想像するララとバビロンを脳内で維持するのに努力がいるんです。
これが困るなあ。あの表紙のララを、どうしても絶世の美少女とは思えない。
シリーズ途中で挿絵が変わることはないんで、そこはもう自分が修行するしか
ないんですが。この、YA!ENTERTAINMENTのシリーズは、そこがいつも
私にとって辛いところです。この感覚差は、年齢的なものなんでしょうか。
うーん・・。

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