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zoom RSS テーマ「文学・一般書」のブログ記事

みんなの「文学・一般書」ブログ

タイトル 日 時
母の遺産 新聞小説 水村美苗 中央公論新社
母の遺産 新聞小説 水村美苗 中央公論新社 しみじみと、日本も私も中年になってしまったなと、この物語を読みながら思ったことでした。「汚れちまった悲しみは 倦怠のうちに死を夢む」と詠んだ中原中也は、中年になる前に生を終えてしまったのだけれど、私たち日本人の大多数は、汚れちまった悲しみを抱えたまま、親を見送り、自らの老いと直面する、長い時間を過ごすことになります。もう、その現実を、これでもか、これでもかと畳みかけてくる、この小説のスリルと緊迫感といったら(笑)深く骨身にしみました。他人事じゃない悲惨さを、これでもかと描いてあるんですが・・・「... ...続きを見る

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2012/09/25 23:55
かっこうの親 もずの子ども 椰月美智子 実業之日本社
かっこうの親 もずの子ども 椰月美智子 実業之日本社 維新の会が国政に進出するとか。よもやそんなことは無いと思いますが、こんな団体が政権とったら大変なことになりますよ。相続税100%とか言ってますけど、そうされて困るのはお金持ちではなく、(お金持ちはさっさと外国へ逃げるでしょう)生活に追われ、汲汲と生きている私たちです。要はお金は親に貰わず自分で稼げ、ということなんでしょうが、人生というものは、100人いれば100通りの事情があります。例えば障害を持っているとか、病気で働けないとか、幼い子どもがいるとか、そんな人は自分の住む家さえ取り上げられたら、... ...続きを見る

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2012/09/12 00:40
残穢 小野不由美 新潮社
残穢 小野不由美 新潮社 このところ、体調不良でとうとう蕁麻疹まで発生。仕事と家事でいっぱいいっぱいな一週間でした。本はたゆまず読んでいるのだけれど、レビューが書けないまんま溜まっていき、既に夏休み明け直前の小学生状態(笑)・・・といっても、今は夏休みは早く終わるんですよね。昔の小学生の感覚からすると、8月の中途半端なところから始まる2学期なんて、すごく損した気分になるんじゃないだろうかと思いますが。 ...続きを見る

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2012/08/31 00:43
おまけのこ 畠中恵 新潮社
おまけのこ 畠中恵 新潮社 畠中めぐみさんの人気「しゃばけ」シリーズ、第4作。今回も楽しく読ませていただきました。まず柴田ゆうさんの装丁が可愛い!このシリーズのほのぼのさにぴったりです。小説新潮の8月号にこのシリーズの特集があって、そこに柴田ゆうさんが若旦那と鳴家(やなり)の登場する4コマ漫画を書いておられます。それがまたいいんですよ〜!この短編集の表題になっている「おまけのこ」にはかわいい鳴家が登場するんですが、このイラストの鳴家そのもの、って感じです。 ...続きを見る

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2005/08/31 21:57
震度0 横山秀夫 朝日新聞社
震度0 横山秀夫 朝日新聞社 入力 警察物といえば横山秀夫、ということでけっこう期待して読みました。しかし、この私が3日かかった。なんでか? ...続きを見る

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2005/08/27 20:36
シーセッド・ヒーセッド 柴田よしき 
シーセッド・ヒーセッド 柴田よしき  前作「フォー・ディア・ライフ」に続く、保育園の園長でヤバい仕事に首を突っ込むハナちゃんこと「花咲慎一郎」の活躍するシリーズ二作目。ハナちゃんは元警官。ある事情から同僚の刑事を射殺してしまったしんどい過去をもっています。ひょんなことから、新宿二丁目にある無認可の保育園の園長先生を引き受け、今はすっかり子ども たち中心の生活なんですが、赤字経営のうえに借金だらけの保育園の資金のために、裏家業としてヤバい仕事に首を突っ込む毎日。 ...続きを見る

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2005/08/24 21:34
I LOVE YOU 伊坂幸太郎 石田衣良 市川拓司 中田永一 中村航 本田孝好
I LOVE YOU  伊坂幸太郎 石田衣良 市川拓司 中田永一 中村航 本田孝好 祥伝社創立35周年記念特別出版だそうです。ダヴィンチに特集が載ってるそうですが、それは読んでません。六人の作家による、恋愛をテーマにしたオムニバス短編集です。最近このオムニバスという形を取る本が多いですね。短編集は小さな世界を積み上げて小宇宙を作るようなものだと思っているので、雰囲気がばらけてしまいがちなオムニバス、という形式はあまり好きではないのですが、この本が面白いと思ったのは、すべて男性作家、という点。恋愛がテーマなだけに女性が入ってきそうなものですが、そうではない。これが、なんだか女... ...続きを見る

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2005/08/23 11:37
福音の少年 あさのあつこ 角川書店
福音の少年 あさのあつこ 角川書店 あさのあつこさんの新刊です。おおた慶文さんの表紙が美しい。この人の絵がそれほど好き、というわけではないのですが、とても印象的な、つい手にとりたくなる感じですよね。 ...続きを見る

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2005/08/18 22:51
すきまのおともだちたち 江國香織  白泉社
すきまのおともだちたち 江國香織  白泉社 先週忙しすぎたせいか(遊びすぎ、という説もありますが)ほんと夏バテでございます。やたらに眠くてやる気がおきない。(これもいつも、という説もありますが) ...続きを見る

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2005/08/17 22:21
輝ける闇 開高健 新潮社
輝ける闇 開高健 新潮社 今日は終戦記念日です。 この時期になると、毎年戦争の特別番組が放送されたりするのですが、正直「戦争」というものをどんな風にとらえればいいのか、私にはわからない。それは開高健のいう「多頭の蛇」のようなもので、「どれほど切られても再生して人を咬む」ようなものなのかもしれません。 ...続きを見る

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2005/08/15 21:01
重力ピエロ 伊坂幸太郎 新潮社
重力ピエロ 伊坂幸太郎 新潮社 トラキチさんの活字中毒日記の、伊坂幸太郎ランキングに投票しようと、この作品を読み返してみました。なんともカッコいいですなあ、やはり。 ...続きを見る

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2005/08/10 23:03
東京DOLL 石田衣良 講談社
東京DOLL 石田衣良 講談社 今日手に入れて、一気読み。一気に読める、ということは、面白い ということですな。いや〜、素敵なラブシーン満載のドキドキ小説でした。 青少年には刺激が強い?かも。でも、彼の描くラブシーンは、とてもきれい で健全にいやらしくて、とてもいいと思うんです。青少年もぜひ読んで、悶々と していただきたい(爆) ...続きを見る

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2005/08/06 23:31
映画 姑獲鳥の夏 : 本 妖怪大談義 京極夏彦 角川書店
映画 姑獲鳥の夏 : 本 妖怪大談義 京極夏彦 角川書店 「姑獲鳥の夏」見てきました。夜の回なので、「私たち二人だけやったらどう する〜?」などと勝手に盛り上がりつつ行ったのですが、結構いっぱいでした。 京極先生の愛読者が多いのかなあ。図書館の予約もいつもすごいもんね。 ...続きを見る

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2005/08/03 23:36
白いへび眠る島 三浦しをん 角川書店
白いへび眠る島 三浦しをん 角川書店 2001年に刊行された「白蛇島(はくじゃとう)」の文庫版。文庫だけの掌編がついているというので、再び読み返してみました。やっぱり面白い!ぞくぞくするホラーの要素たっぷりです。排他的な島の雰囲気。その島に主人公である悟史が里帰りするところから物語は始まります。13年ぶりの大祭を前に、島に不穏な気配がじわじわと満ちてくるのですが、そのじわじわさがとてもうまい。ちょっとした伏線と「見える」悟史が感じるいろんな気配で、少しずつ「あれ」がせまってくる恐怖を感じさせます。こうやって隠れてしわじわ来られる... ...続きを見る

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2005/07/29 21:47
孤宿の人 宮部みゆき 新人物往来社
孤宿の人 宮部みゆき 新人物往来社 実は大概の本は図書館で調達します。全部買ってたら、まず今でも危ないうちの家の床が抜ける。置き場所ももう限界です。(収納する、というのでななく置く、というところに悲しみがあるわけです)そして気に入ったら買う・・。 しかし、宮部みゆきさんの本は、大体即買いします。やはり期待度がそれだけ高いんですよ。最近上下巻続きでお財布にも辛いところですが、やはり買ってしまいますねえ。 ...続きを見る

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2005/07/25 23:56
死神の精度 伊坂幸太郎 文藝春秋
死神の精度 伊坂幸太郎 文藝春秋 おしゃれというかストイックというか、とても凝った短編集です。死神の話、というのはよくある題材です。このタイトルを見た息子も、「へ〜、デスノート?」といってたくらいですしね。それだけに設定にオリジナリティがないと大コケしそうですが、さすが伊坂氏。 ...続きを見る

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2005/07/20 21:42
蒲公英草紙 常野物語 恩田陸 集英社
蒲公英草紙 常野物語 恩田陸 集英社 昨日予告編(!?)を書いたので、やはり今日はこの「蒲公英草紙」で。 初めて恩田陸という作家を知ったのは、この「常野物語」の一作目でした。「常野」の人々の設定が新鮮で面白くて、夢中になって読んだのを覚えています。当時あまり有名ではなかった恩田陸という作家を、「面白いよ!」と人に勧めまくった記憶が・・。それからあれよあれよという間に次々と作品を発表されて、一躍メジャーな存在になられましたねえ。思い出のあるシリーズなので、とても楽しみにしていました。 ...続きを見る

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2005/07/17 16:29
フライ、ダディ、フライ 金城一紀 角川書店
フライ、ダディ、フライ 金城一紀 角川書店 今日、岡田准一・堤真一主演の「フライ、ダディ、フライ」を見にいってきました。良かった。大いに笑って、泣きました。原作はずいぶん前に読んでいました。とても好きな作品なので、少々見るのが怖かったんですが(大概映画にがっかりすることが多いので)これは見事に小説の感動を映画化してありました。脚本を金城一紀さんご本人が書いておられる、というのもあるのかも。 ...続きを見る

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2005/07/15 23:12
透明な旅路と  あさのあつこ 講談社
透明な旅路と  あさのあつこ 講談社 あさのあつこさんの珍しい大人向けホラーです。装丁が彼岸花で、これまた幻想的。中身も・・。彼岸花。たった一日さいて散ってしまう彼岸花のような、過去の記憶と幻の間をただよう数日間の物語です。すべてに行き詰まって行きずりの女を殺して逃げている男。いや、逃げているという意識もなく、ただ疲れて漂っている、と言ったほうがいいのかも。そんな男が、山奥のトンネルの向こうで、幼女を連れた少年に出会います。「お家に帰る」というカコという幼女の言うままに車に乗せて、鄙びた温泉に向かう3人。どう考えてもおかしい二人... ...続きを見る

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2005/07/12 21:54
一千一秒の日々 島本理生 マガジンハウス
一千一秒の日々 島本理生 マガジンハウス 現役大学生の作家・島本理生さんの短編集です。読後感さわやか。いいなあ、若い子の恋愛は・・。(発言がおばさんだ) いきなりやってくる失恋や出会い、一度別れたBFとの再会、どうしようもなくなって壊れてしまった恋など、それぞれの恋愛が、7編書かれています。微妙に登場人物が重なっているので、それぞれの短編に奥行きがでて、それもまたいい感じです。恋のいろんな場面をうまく切り取っていて、心理描写がていねいです。力量がありますね。 ...続きを見る

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2005/07/11 21:52
賢者はベンチで思索する 近藤史恵 文藝春秋
賢者はベンチで思索する 近藤史恵 文藝春秋 「出会い」って、いいですね。ふっとした出会いが、人生をいろんな風に変えていく。 「出会い」なんてないよ、とか思っていても、考えてみれば周りにいるすべての人とは「出会い」で結ばれているんですよね。 ...続きを見る

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2005/07/09 21:48
ミリオンダラー・ベイビー F・X・トゥール 早川書房
ミリオンダラー・ベイビー F・X・トゥール 早川書房 先日この映画を見にいきました。じっくりと人生を描いたいい映画でした。クリント・イーストウッドは「ダーティー・ハリー」当時からのファンです。あの不器用なクールさにしびれて、何回見たことか・・。あのかっこよさは、年をとられた今でも変わりませんね。スクリーンでの存在感は年輪を重ねた今のほうが大きいかも。 ...続きを見る

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2005/07/06 20:34
この本が、世界に存在することに 角田光代 メディアファクトリー
この本が、世界に存在することに 角田光代 メディアファクトリー つい手に取ったら、読みかけの本を放り出して全部読んでしまいました。 角田光代さん、のってますねえ。勢いがあります。 ...続きを見る

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2005/07/03 22:14
灰色の北壁 真保祐一 講談社
灰色の北壁 真保祐一 講談社 暑いです。毎日言っても仕方ないんですが、暑いです。すっかり食欲が落ちて、いけません。今から夏バテしてたんでは、いかんのですが。そこで、ひや〜っとした本で少しは涼しい気持ちに・・。 ...続きを見る

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2005/06/28 21:56
黙の部屋 折原一 文藝春秋
黙の部屋 折原一 文藝春秋 久しぶりに読んだ折原一さんの絵画ミステリー。 「石田黙」という画家の作品に運命的な出会いをした「水谷」という美術誌編集者が、 彼の作品と人を追い求めるうちに謎に引き込まれていく、というミステリーです。 ...続きを見る

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2005/06/23 22:17
いつかパラソルの下で 森絵都 角川書店
いつかパラソルの下で 森絵都 角川書店 森絵都さんの初めての大人向けの小説。内容もなかなか大人で、「おいしい本箱」に登録するにはちょっと刺激的なシーンが・・。 ...続きを見る

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2005/06/05 22:37
6(シックス)ステイン 福井晴敏 講談社
6(シックス)ステイン 福井晴敏 講談社 実はこれまでの福井作品は、きっちり読破できてません。軍事関係にあまり興味がない、というのも一因なんですが、作品に感情移入できなかったんです。自分が気持ちを託すファクターがなかったんですよ。(感情移入できないと本が読めない、というのは幼稚なのかしら・・。) ...続きを見る

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2005/06/01 22:29

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