ぼくらのサイテーの夏 笹生陽子

今日は宮部みゆきさんの「孤宿の人」について書こうと読書にはげみましたが、さすがに上下巻、終わらず(笑)そこで、夏休みにぴったりの笹生さんの本を・・。
笹生陽子さんは、いいヤングアダルト小説をいつも書いておられて、新しい本が出版されると、必ずよみます。登場人物の女の子や男の子が、ほんとうに等身大なんです。毎日がちょっとダルくて、でもピリピリしていて、人の気持ちに敏感で、自分に自信がなくなったり、そうかと思えば「やるぞ~!!」と、妙に張り切ったりする時代の、隣にふっと座ってそうな同級生。そんな子どもたちとの出会いが、とても新鮮で、次はどんな子かな・・。と、楽しみにしています。
この本は、そんな笹生陽子さんのデビュー作。危ない遊びをした罰に、毎日プール掃除をするはめになった少年・桃井。なんとパートナーは、なんだか気に入らない背高のっぽの栗田。でも二人の間に、いつか連帯感がめばえて、お互いの家庭の事情もわかりあう仲に・・。みんなそれぞれにいろんな悩みや事情をかかえて生きている。それは、小学生だってかわりない。そんなお互いの気持ちに触れる夏。二人の出会いは、お互いをちょっぴり大人にさせます。いい男になりそうなこんな少年たちの一夏を読むのは、いい気分。
夏休みのギラギラの太陽の下で、真っ黒になっていた小学生のころを思い出します。プールの独特のにおいと、アチアチになったプールサイドを歩く感触。耳に入った水がジュワっとでていく感じとか。なつかしいなあ。もう日焼けがこわくてそんなことできませんけどね。
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