阪急電車 有川浩 幻冬社

画像阪急電車、地元でございます(笑)
若い頃は、ずっとこの電車で学校に、
仕事に通っておりました。
関西の人間には、この物語に出てくる駅が
「ああ・・あそこね」と想像できて、余計に
楽しいですね。

電車の中で出会うひとびと。
最近めったに電車に乗らない私ですが
この電車って、人間ウオッチングには最適な場所でしょうね。
皆、どこかに向かう途中。
たくさんの人生を乗せて走る車両には、いろんなドラマが詰まって
いるはず。私は一人で電車に乗ると、どうもすぐに離人感が
こみ上げてきて、魂が浮遊します(笑)
何となく、騙されてどこかに運ばれてる気分になるんですね。
特に夜の電車が、あきません。どこか違う星に行くかのような
気分になってしまう。きっと凄いアホ顔してると思いますわ。
そのせいか、電車での素敵な出会い・・・というのは
経験がありません。でもきっと、あの電車のどこかには
こんな出会いが必ずあるはず・・と思える、小さなお話たちが魅力的。
長編では、いつもぶっ飛んだ設定で楽しませてくれる有川さんですが
こんな小さなお話たちも、なかなかいいですね。

電車でであう、可愛いカップル達のお話もいいですけど、
この中で一番いいなあ・・と思ったのは、白いドレスで
裏切った男の結婚式に行った女性の話ですね。
刺し違える、くらいの覚悟で行った結婚式。
そんな自分の行為に疲れて、傷ついた気持ちが、ふとした
出会いで立ち直るきっかけを見つける。
その立ち直り方がなかなか潔くて素敵でした。

しかし、なんですね。こういう、若い女の子たちの可愛さを書かせたら
有川さんは、うまいなあ・・・。
それに比べて、電車の中で鞄投げて席をとるおばちゃんたちの書かれ方は
けっこう残酷(笑)ま、確かにおばちゃん、厚かましいところありますけどね~。
同年代としてちょっと悲しかった。
こんなおばちゃんばっかりや、ないからね・・とおばちゃんの気持ちを
ちょっと代弁しておきます(笑)

おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php


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この記事へのコメント

ナカムラのおばちゃん
2008年02月27日 16:04
おばちゃんも完璧おばちゃんですが
バッグは投げません(笑)
うちは夫が車派で、どこいくのも車。
でも学生時代は友人と電車旅行してました。
夜の車窓はポカンですよね。
点々と流れる明かりの元に誰かの生活があるっていうのがすごく不思議に思えたものでした。
有川さんの普通の話、楽しかったです。
ERI
2008年02月27日 22:42
私もねえ、最近は自転車か車が多いんですよ。
その昔は、往復4時間電車に乗っていたものですが。阪急電車はラッシュの時、えらい混むので、それが大変でした。宝塚線は、美人が多い線です(笑)そんなことも思い出して懐かしかったです。
2008年02月27日 22:45
ERIさん、こんばんは(^^)。
有川さんのご近所になれる、阪急今津線。今、一番の憧れ路線です(^_^;)。
往復で1つ1つの物語が、キチンと纏まっていく構成の上手さにも、ほほ~う、でしたね。
「はちきん」な女の子達が、とっても素敵でした♪
ERI
2008年02月28日 01:40
>水無月・Rさん
たくさんのエピソードを、上手にまとめてありましたね。長編を書く力量が、こんなところもにも現れてますね。有川さんの書く女の子たちは、いつも魅力的です。元気をもらえますね!!
tomekiti
2008年03月08日 17:49
こんにちは。
お近くの路線ですか!?それは読むのも余計に楽しいですね!
私も翔子の「討ち入り話」が一番好きでした。
ツバメの巣のある駅に行ってみたいな~と思いました。あんなポスター(?)が貼ってあったら素敵ですよね。
ERI
2008年03月20日 23:46
>tomekitiさん
うちの近くにも、たくさんツバメの巣があったんですが、最近田んぼがどんどん潰れて、マンションになり・・ツバメもいなくなりつつあります。寂しいことです。