ラブコメ今昔 有川浩 角川書店

画像この本は、図書館の順番待ちが長かった・・。
有川さんの本は、最近あっという間に予約待ちでいっぱいになる。
それにしても、人気作家になりましたねえ、彼女は。
初めて有川さんの本を読んだのが2005年の12月。
そして、ブレイクのきっかけとなった「図書館戦争」の
シリーズのレビューを書いたのが、2006年の3月。
あの当時、私がレビューを書いたのは、一番早い部類だったかと
勝手に想っていますが・・と、何が言いたいかというと、
つまり、自分に先見の明がある、という事を、ちょっと自慢
したかったわけでございます(笑)

これは「クジラの彼」に続く、お得意の自衛隊&ラブラブ短編集の
第2弾です。有川さんのラブコメは、何だかこう、「萌え」のツボを
突いてきますね。自衛隊という特殊環境と、恋愛というファクターを
取り合わせる、この絶妙な配分が、この「萌え」を加速する一つの要因なんでしょうが。
ストイックさと恋愛というものが、裏表の存在だということの証明みたいな
もんですね。そして、登場人物たちが、皆、「今」を一生懸命生きている。
自衛隊という軍隊にいることは、常に命の危険というものを意識すること。
その切なさが、常に作品の根底にあることが、この彼と彼女たちの
「今」を際立たせるんでしょう・・とかいう分析は、まあ、どっちでもいいか。
読んで、萌え萌えしてジタバタする楽しみに浸ればいいんですよね。
やっぱり、借りたその日に一気読みしてしまったわけで、見事
有川さんの術中にはまったわけなんですが・・。

私のような年の人間は、この自衛隊にばっちり沿った作品の数々に
ちょっと不安を覚えたりします。有川さんは、もう、オタクとおもわれるほど
自衛隊に詳しい。この短編も、実際に取材されておられるようであるし。
しかし、一つの対象に、視点が近づきすぎると、見えなくなるものが
ありはしないか・・そんな事をね、ふと考えてしまうんですよ。
取材すると、その取材した人、お話を聞いた人に、感情移入してしまうことも多いでしょう。
優しくて義理堅い人であればあるほど、そこに視点をすえがちになるんでは・・とか。
私は、性格が悪いので、何につけても、一つの事をあちこちから眺めて
距離をおいて、こねくりまわす人間で、何かを無条件に受け入れることが、怖い人です。
これは、そんな私の勝手な思いなのかもしれないんですけどね。
・・・ま、「図書館戦争」シリーズで、あれだけ言葉に敏感なところを
見せてくださってる有川さんなんで、そんな事はよくわかっておられることでしょうが。
・・・ほんなら、言わんでもええやないか、という声が聞えてきましたが(笑)
一応、思ったから、正直に書いておきます。うん、お節介なおばちゃんやな(笑)


おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php






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この記事へのコメント

2008年11月14日 22:32
ERIさん、こんばんは(^^)。
ホントに、最近の有川さんの勢いは、スンバらしいものがありますね。
私的には、有川浩ムーヴメントが来まくってるので、嬉しい限りです♪
自衛隊の皆さんの「有事への覚悟」と「誠実な恋愛」、しかと伝わった今作ですネ(^^)。のたうちまわりながら読みました!(←それはいつものこと)

ERIさんの記事のテンプレート、キラキラ・ジュエル系!(^^)!
ベタ甘ラブロマにぴったりです~!
ERI
2008年11月17日 23:54
>水無月・Rさん
このテンプレート初めて使いました(笑)
ちょっと甘すぎかも(*^m^*)
私のテンション低いレビューは、いまいち面白くないんで、テンプレートだけでも♪有川さんの物語の登場人物たちは、男も女も、大事な人を守ろうとします。そこが、いいですね!!愛する人に守られる、というのは一番の胸キュンです♪