テーマ:国内作品

100%ガールズ 1st season 吉野万理子 講談社YA!EATERTAINMENT

「けいおん!」とか、「じょしらく」とか、タイトルが平仮名でキャラもきっちり萌えタイプ別に設定され、これでもか!というくらい可愛い女の子たちが出てくるという、ガールズもののアニメが人気です。うちにも二次元の女子しか愛せないヲタ男子がいるので(笑)私も一通りは見てます。(別に一緒に見なくてもいいんですけどね)そこに出てくるガールズたちは、見…
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サエズリ図書館のワルツさん1 紅玉いづき 星海社

最初は、ごく普通の町にある図書館の物語かと思っていました。しかし、どうも違うらしいと気づいてから一気に面白くなって読みふけることに。この物語は、近未来の図書館。しかも、本というものがとてつもなく高価で手に入りづらくなってしまった時代の図書館のお話です。まるで骨董品のような扱いを受けている紙の本。それを、登録さえすればただで貸してくれると…
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母の遺産 新聞小説 水村美苗 中央公論新社

しみじみと、日本も私も中年になってしまったなと、この物語を読みながら思ったことでした。「汚れちまった悲しみは 倦怠のうちに死を夢む」と詠んだ中原中也は、中年になる前に生を終えてしまったのだけれど、私たち日本人の大多数は、汚れちまった悲しみを抱えたまま、親を見送り、自らの老いと直面する、長い時間を過ごすことになります。もう、その現実を、こ…
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日本児童文学 2012 9・10月号 『ソルティー・ウォーター』と『明日美』

今号の『日本児童文学』のテーマは「3.11と児童文学」である。震災から1年半ほど時間が経って、3.11が少しずつ文学という形に現れてきた。この号では、3.11以降の核の問題をテーマにして、芝田勝茂さんの『ソルティー・ウォーター』と、菅野雪虫さんの『明日美』という作品が掲載されている。どちらも、核とともに生きていかねばならない子どもたちの…
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かっこうの親 もずの子ども 椰月美智子 実業之日本社

維新の会が国政に進出するとか。よもやそんなことは無いと思いますが、こんな団体が政権とったら大変なことになりますよ。相続税100%とか言ってますけど、そうされて困るのはお金持ちではなく、(お金持ちはさっさと外国へ逃げるでしょう)生活に追われ、汲汲と生きている私たちです。要はお金は親に貰わず自分で稼げ、ということなんでしょうが、人生というも…
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とにかく散歩いたしましょう 小川洋子 毎日新聞社

小川さんの新刊『最果てアーケード』を、発売してすぐ買い、ちびちび、ちびちびと読んでいて、まだ終わらない。小川さんの物語は、私にとっては美味しい美味しい飴ちゃんのようなもの。言葉のひとつひとつを口にいれて転がして味わい、そっと舌触りを楽しむ。長期間枕元に置いて、あちこち拾い読みしたり、また一から読んだり、そんなことをしながらいつの間にか自…
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バク夢姫のご学友 柏葉幸子 児嶋なおみ絵 偕成社

この人、何だかいけ好かない、と思う。感じわるーい、もしくは、きっと友達にはなれないよね、と思う。でも、学校でも仕事でも、どうしてもその人と一緒に行動しなきゃいけなかったりすることがあります。この物語の主人公の女の子・五月も、いきなり、ちょっと変わったお上品な言葉を話すバクと過ごさなくてはならなくなります。ぽっちゃり、いや、ぽってり体型、…
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残穢 小野不由美 新潮社

このところ、体調不良でとうとう蕁麻疹まで発生。仕事と家事でいっぱいいっぱいな一週間でした。本はたゆまず読んでいるのだけれど、レビューが書けないまんま溜まっていき、既に夏休み明け直前の小学生状態(笑)・・・といっても、今は夏休みは早く終わるんですよね。昔の小学生の感覚からすると、8月の中途半端なところから始まる2学期なんて、すごく損した気…
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かえるのそらとぶけんきゅうじょ 村上勉 偕成社

小さな頃は、かえるが苦手でした。教室で、いきなり大きな牛がえるを男子に投げつけられて絶叫したこともありました。でも、最近はかえるさんがとても可愛いと思うんですよ。うちの庭には、何匹かアマガエルが棲みついていて、よくカラーの葉の上でくつろいでいます。ちっさなちっさな手に、粟粒のような吸盤が付いていて、緑の宝石のように綺麗で見惚れてしまう。…
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カンナ道のむこうへ くぼひでき 志村貴子絵 小峰書店

今、職業教育というのが、早くから行われています。自分の好きなこと、将来の夢を見つけて、そこに向かって努力しましょう、と小学生の頃から言われたりします。文科省の答申でも、小学校高学年の目標として「憧れとする職業をもち、今しなければならないことを考える」「将来の夢や希望を持ち、実現を目指して努力しようとする」なんて書いてある。将来の夢や希望…
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ふたりのイーダ 松谷みよ子 司修絵 講談社

私が言うまでもなく、非常に有名な作品です。映画にもなってますね。この作品が書かれたのは1969年。私が、まだイーダの年齢に近い頃です。それから40年以上が過ぎましたが、この本はずっと読み継がれています。8月6日になると読み返す、という人がたくさんいることを先日ツイッターで発見して、思わず再読しました。 この作品は、戦争文学としてと…
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レガッタ! 水をつかむ 濱野京子 講談社 YA!ENTERTAINMENT

オリンピックが気になって、寝不足です(笑)さすがに夜中は寝てしまうのですが、結果が気になって早起きしてしまう。皆、とってもいい顔してますよね。努力に努力を重ねてきた人だけが持つ輝きがあります。それにしても、いろんな競技種目がありますよね。例えば、フェンシングなんて、日常生活の中ではまずお目にかからない競技。でも、世界の強豪と互角以上に闘…
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朽ちていった命 ―被爆治療83日間の記録― NHK「東海村臨界事故」取材班 新潮文庫

昨年の震災から一年半が経って、原発をめぐる世論も、段々と論調が変わってきたように思う。この夏の暑さとともに原発も仕方ないよね、という空気が漂っている。今週も先週も、週刊文春が原発の記事を載せているのだけれど、そこで意見を述べている評論家が、福島で原発の被害にあった人たちに対して「『この気持ちがわかるか』と聞かれても気の毒だけれどわからな…
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願いのかなうまがり角 岡田淳 田中六大・絵 偕成社

おじいちゃんの出てくる物語には、読み手を安心させる力があると思います。親ではない一歩引いた余裕というか。長い人生を歩き抜いてきたおじいちゃんがそこにいてくれる安心というのは、子どもにとってとてもいいものなんじゃないかと思います。例えば、ファージョンの『町かどのジム』。オルレブの『くじらの歌』。いとうひろしさんの『だいじょうぶ だ…
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わくらば日記 朱川湊人 角川書店

過ぎ去ってしまった風景がいっぱい詰まっているようで、切なくなってしまった。前にも書いたように、朱川さんと私は同学年なんだなあ。昭和の、もうなくなってしまった風景を、よくこんなに再現できるものだ、と感心しました。 和歌子と鈴音という姉妹は、母との三人暮らし。わけあって父親とは離れて暮らしているらしい。父からの仕送りと、母の洋裁の仕事…
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おまけのこ 畠中恵 新潮社

畠中めぐみさんの人気「しゃばけ」シリーズ、第4作。今回も楽しく読ませていただきました。まず柴田ゆうさんの装丁が可愛い!このシリーズのほのぼのさにぴったりです。小説新潮の8月号にこのシリーズの特集があって、そこに柴田ゆうさんが若旦那と鳴家(やなり)の登場する4コマ漫画を書いておられます。それがまたいいんですよ~!この短編集の表題になっ…
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セルフ・ディフェンス あなたは正しい! 橋本明子 三五館

自分がいつ犯罪の被害者になってもおかしくない、と思わせるような事件が頻発しています。私の身近でも学校 から送られてくる変質者や不審者の情報がひきも切らない有様。自分の欲望をむき出しにしてはばからない人たちが増えてしまった・・。しかもそのターゲットは常に女性、子ども、お年寄りという状況。肉体的な弱さはある程度どうしようもない以上、私…
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震度0 横山秀夫 朝日新聞社

入力 警察物といえば横山秀夫、ということでけっこう期待して読みました。しかし、この私が3日かかった。なんでか? 阪神大震災の起こったあの日。1月17日からの三日間におこったある県警での出来事。ノンキャリアでありながらもっとも優秀で信頼のおける男と目される「不破」という男が謎の失踪をしてしまうことからおこる県警内の混乱を描いた作品…
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今ここにいるぼくらは 川端裕人 集英社

博士という一人の少年の成長を、7つの短編を通して描いた作品。小学校1年から6年という、子どもがグンと成長する時期の一こまを丹念に書いてあります。年上のお兄ちゃんについて遠くまで無理にいってしまった初めての冒険。転校生として見知らぬ土地にきてしまった不安な日々。両親以外の大人に出会うことで違う人生を知る日。初恋。少年らしいいたずら。思…
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シーセッド・ヒーセッド 柴田よしき 

前作「フォー・ディア・ライフ」に続く、保育園の園長でヤバい仕事に首を突っ込むハナちゃんこと「花咲慎一郎」の活躍するシリーズ二作目。ハナちゃんは元警官。ある事情から同僚の刑事を射殺してしまったしんどい過去をもっています。ひょんなことから、新宿二丁目にある無認可の保育園の園長先生を引き受け、今はすっかり子ども たち中心の生活なんですが…
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下妻物語 嶽本野ばら 小学館 ~DVD下妻物語~

ずっと見たいと思っていた下妻物語を、やっと見ました。深田恭子がかわいいなあ。この役は彼女にしかできないと思いました。「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」というひらひらのお洋服がこれだけ似合うのも彼女しかいないだろうし、ただ可愛いだじゃなくて、一本芯の通った強さを感じさせるのがいいですね。 「ロリータ」とい…
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SPEED 金城一紀 角川書店

かっちょいいです、ゾンビーズ!なんだかかっこ良さが増している。映画の「フライ・ダディ・フライ」を見たせいか、舜臣が私の頭の中では岡田准一君です(爆)タイトル通り、走り抜ける彼らと同じスピードで一気読みしてしまいました。楽しみにしてたんだから、もうちょっとゆっくり読んでもいいのにね。 今回もお助けマンとして大活躍なんですが、今回…
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トルコで私も考えた 4 高橋由佳利

高橋由佳利さんのトルコエッセイ第4巻です。トルコ好きが高じて一旅行者からトルコ定住者になり、トルコの男性と結婚して、今は日本に住んでおられる彼女。もうこの連載も12年になるのか~。感無量です。 その昔、このマンガを読んで、初めてトルコがイスラムの国であるということを実感したものです。いや、そりゃ世界史でも習うけれども、それがど…
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ハチミツドロップス 草野たき 講談社

大阪桐蔭は負けてしまいましたね。久々に大阪が甲子園で勝ち上がっていたので応援していましたが、残念です。しかし、この暑い時期に毎日の連戦では、疲れもたまりますよねえ。高校生は、すごい。その体力と根性に頭が下がります。私はヘタレですので、中一のときに少々バトミントンをやった以外はずっと文科系です。したがって、この暑いのにがむしゃらに練習…
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福音の少年 あさのあつこ 角川書店

あさのあつこさんの新刊です。おおた慶文さんの表紙が美しい。この人の絵がそれほど好き、というわけではないのですが、とても印象的な、つい手にとりたくなる感じですよね。 内容なんですが・・。結局何が伝えたいのか、最後まで私にはよくわからんかったとです。(ヒロシか・・。しかも使い古された感いっぱい) 9人が死亡してしまったあるア…
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すきまのおともだちたち 江國香織  白泉社

先週忙しすぎたせいか(遊びすぎ、という説もありますが)ほんと夏バテでございます。やたらに眠くてやる気がおきない。(これもいつも、という説もありますが) こんな時にややこしいミステリーとかは、読めない。頭に入ってこないのです。ぼーっとした頭で、こみねゆらさんの可愛らしい絵に魅かれるままに、この本を読みました。夏バテの疲れた体に沁…
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ヴェロニカの嵐 茅田砂胡 中央公論新社

クラッシュ・ブレイズのシリーズの新刊です。このシリーズは、もう茅田砂胡さんの作品をほぼ網羅した人しか面白くない、という一部限定ファン向けの特殊なもの。「デルフィニア戦記」全18巻、「スカーレット・ウイザード」全5巻と外伝、「暁の天使たち」全6巻と外伝2巻、そしてやっとこのクラッシュ・ブレイズシリーズと書いただけで、もう読んでいない方…
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「【趣味本】 中学生からの職人塾/伊藤建男」について

「【趣味本】 中学生からの職人塾/伊藤建男」について 大阪生活、ときどき本。のしゅんさんに、この本を、おいしい本箱からとりあげていただきました。 「おいしい本箱」からこの本に出会ってもらえて、ほんとに嬉しいです。 私もこの本にはウズっとするものがありますねえ。 私は文楽という伝統芸能が好きで、学生時代にはすべての公演を…
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彼氏彼女の事情 21巻 津田雅美 白泉社

終わりましたねえ~、カレカノ。このマンガは、連載はじめの主人公二人の会話のテンポが好きで読み出したんだけど、ここまでそれぞれが苦悩するとは思わなんだ・・。青春群像。まぶしいねえ。しかし、終わってみればHAPPYでって、ちょっと脳天気にHAPPYすぎるような気もするんだけど。もう、みんなが前向き。後ろ向くのがすきなおっとせいの私にはこ…
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輝ける闇 開高健 新潮社

今日は終戦記念日です。 この時期になると、毎年戦争の特別番組が放送されたりするのですが、正直「戦争」というものをどんな風にとらえればいいのか、私にはわからない。それは開高健のいう「多頭の蛇」のようなもので、「どれほど切られても再生して人を咬む」ようなものなのかもしれません。 でも、毎年この時期になるとこの小説を取り出して読む…
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