テーマ:ドキュメンタリー

朽ちていった命 ―被爆治療83日間の記録― NHK「東海村臨界事故」取材班 新潮文庫

昨年の震災から一年半が経って、原発をめぐる世論も、段々と論調が変わってきたように思う。この夏の暑さとともに原発も仕方ないよね、という空気が漂っている。今週も先週も、週刊文春が原発の記事を載せているのだけれど、そこで意見を述べている評論家が、福島で原発の被害にあった人たちに対して「『この気持ちがわかるか』と聞かれても気の毒だけれどわからな…
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父さんの手紙はぜんぶおぼえた タミ・シュム=トヴ 母袋夏生訳 岩波書店

「愛」と気軽に人は言うけれど。「愛」ってこういうことなんだよ、と説明することも、目に見えるように提示することも、あまりに難しい。その昔、向田邦子さんが、「愛」という言葉を聞くと、ゆでたまごを思いだすと書いてらしたことがあった。遠足のとき、同級生のお母さんが、娘のためにクラス全員に卵をゆでて持ってきた。お母さんが恐縮しながら渡すその卵の温…
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図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 ヴィッキー・マイロン 羽田詩津湖訳 早川書房

デューイは有名な猫らしい。 アイオワ州スペンサーの図書館で 18年生きて、たくさんの人に愛された猫。 私は、ノンフィクションという事を知らずに読んだので 実話と知って、少々びっくりした。 日本の駅では、時折猫が飼われていて 今ブームだけれど、さすがに公共図書館で飼われて いる猫はいないだろう。読んでみると、このデューイは …
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夏から夏へ 佐藤多佳子 集英社

オリンピックの、男子 4×100mリレーは 感動でしたねえ。何が良かったかって、走り終わったあとの 4人の晴れやかな表情。全力を出し切って走った、満足感に 満ち溢れてました。あの感動を忘れないうちに、この本を読めて よかったなあ・・。 「一瞬の風になれ」がベストセラーになった、佐藤さんのドキュメンタリー。 まさに、今回メ…
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戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった イシメール・ベア 河出書房新社

これは、ノンフィクションです。 この本を書いた方の、略歴です。 ベア,イシメール(Beah,Ishmael) 1980年、世界でもっとも平均寿命が短いといわれるアフリカ西部のシエラレオネに生まれる。1993年、12歳の時に内戦に巻き込まれ、政府軍の少年兵士として前線での激しい戦闘に参加させられる。1996年、国連のユニセフに救…
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