| タイトル |
日 時 |
戸村飯店青春100連発 瀬尾まいこ 理論社
瀬尾さんの久々の長編。
大阪の話なんで、私も今夜は大阪弁丸出しでいきますわ。
あったかい物語やった・・。
学校の先生してはる、瀬尾さん。
エッセイなどを読むと、ほんとに、いい先生やなあ、と思う。
等身大で、生徒に向き合っておられるように拝見します。
その経験が、また、瀬尾さんの中で、いろんなものを熟成させて
いるように思った作品でした。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/05/12 00:50 |
静かな爆弾 吉田修一 中央公論新社
「想いを伝える」というのは、どういうことなんだろう。
最近、これを考えることが多いんですよね。
「伝える」ことで何が生まれるのか。
人は、自分が考えること、思うことを誰かに伝えたい、と願う。
例えば、私は、なんのためにこのブログを書いてるんだろう・・。
そんなことを考えてしまう。
誰に、何を伝えたいの?
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/05/09 20:38 |
流星の絆 東野圭吾 講談社
ここのところ、ちょっとイマイチな感じが続いていた
東野さんですが。
これは、よかったですよ。
ストーリーテラーの面目躍如ですね。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/05/09 00:28 |
風花 川上弘美 集英社
川上さんの小説は、いつもながらレビューが書きにくい。
ここに描かれているのは、徹頭徹尾、言葉にし難いその時の
一瞬の空気、匂い。心に差し込む光に刻々と映っていく風景・・。
主人公の「のゆり」の記憶が、自分の中に積み重なっていくうちに
私は、この自分のいる場所から、、のゆりの心の中の迷路に迷い込んでしまう。
そこから、私はずっとのゆりの中に潜んだまま、ただ「感じて」いた。
理屈も理由もなく、のゆりの目に映り、その指先が感じることを・・。
いつもそうなんですが、川上さんの小説の主人
...続きを見る
トラックバック 1 / コメント 0 |
2008/05/06 00:05 |
狐火の家 貴志祐介 角川書店
密室ミステリ4編。
「硝子のハンマー」の、元(?)泥棒、防犯コンサルタント榎本と
女弁護士青砥のコンビ。二人のやりとりは、ちょっとずつギャグが
滑っていく気配がありますが(笑)これが、また独特の味わいかも。
「密室」という、もう、ミステリの王道中の王道に、真っ向から勝負した
貴志さんの心意気を買いますね。
ミステリは、密室に始まり、密室に終わりますね。
でも、この世の中に、どれだけ密室トリックが溢れているかを考えると
私なんかは呆然としてしまうので、「密室書くぞ」と思いはるという
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/05/04 00:17 |
ティファニーで朝食を トルーマン・カポーティ 村上春樹訳
久しぶりに読んだこの小説は、大人の寓話・・御伽噺。
昔、確かに自分にもこんなことがあったような、懐かしさを
感じさせる佳篇でした。
...続きを見る
トラックバック 0 / コメント 2 |
2008/05/02 00:13 |
死刑 森達也 朝日出版社
この本を、図書館で予約してから、随分経ってしまっていたので
自分でも忘れてしまっていたくらいなんですが、
なんとも、タイムリーな時に来たなあ、と・・・。
読め、っていうことなんやろうなあ、と今日はこれに一日埋没しておりました。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/04/26 01:36 |
鼓笛隊の襲来 三崎亜記 光文社
三崎さんの短編集。
なかなか切れ味よくて、どれも三崎さんならではの味わいの短編ばかり。
日常の中に、ふっと一つ、架空の設定を混ぜてある。
台風の変わりに、鼓笛隊がやってきたり。
公園の滑り台に、本物の象がやってきたり。
美しい女の背中に、ボタンが付いていたり・・。
噛み切れない異物を飲み込む違和感を感じながら、その物語世界を
咀嚼していく、その痛みのような感覚が、いい。
確かに、一つ一つはありえない設定なんだけれども、その設定が、なにやら
どこか懐かしい。懐かしい、という言
...続きを見る
トラックバック 1 / コメント 2 |
2008/04/24 01:35 |
私的244ENDLI-x論 『I AND 愛』 横浜ライブとアルバムについて
長らく、ほったらかしになっていました。
3月29、30日と、244ENDLI-xの「LIVE TOUR 08’I AND 愛」横浜公演に
行っておったのですが、その前に、公私ともどもいろいろありまして
既に体調が悪いまま出かけ、向こうで、そのライブのあまりの素晴らしさに
自分の体力も忘れてヒートアップし、残りの体力をすべて使い果たして
しまったようです。
すっかり性質の悪い風邪を引き込み、ちょっくら寝込んでおりました。
TBもコメントもほったらかしで、申し訳ありませんm(_ _)m
...続きを見る
トラックバック 0 / コメント 4 |
2008/04/03 20:25 |
5年3組リョウタ組 石田衣良 角川書店
どうも、最近エロ傾向が強い石田さん。
ちょっと馴染めないことが多いんですが・・。
いや、私、エロいのは嫌いじゃないです。
エロスは、大事だと思ってます。
でもねえ・・石田氏の最近のエロ系は
なんというか、男の人に都合のいいエロス
のような気がして、感覚的に馴染めない。
ということで、ちょっと敬遠してたんですが、これは舞台が
小学校ということで読んでみました。
...続きを見る
トラックバック 1 / コメント 0 |
2008/03/26 00:52 |
戦場から生きのびて ぼくは少年兵士だった イシメール・ベア 河出書房新社
これは、ノンフィクションです。
この本を書いた方の、略歴です。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/21 11:36 |
ムンク展 兵庫県立美術館
息子が見たい、というので、出かけたついでに
ムンク展に行ってきました。
ここは、車でないと行きにくいんですよね、家からだと。
生憎の雨模様でしたが、たくさんの人が見にきて
おられました。
...続きを見る
トラックバック 0 / コメント 2 |
2008/03/20 20:57 |
フラミンゴの家 伊藤たかみ 文藝春秋
徹頭徹尾、コテコテの大阪弁の物語。
コテコテ・・というか、非常にリアルな大阪弁。
ドラマなどで扱われる大阪弁は、もうちょっと
昔の大阪弁であることが多い。
そう。ちょっと、誇張された、いかにも、の
大阪弁なんですが、この伊藤さんの大阪弁は、
リアル大阪弁という感じの、今、この時に、あちこちで
使われている、生の匂いのする大阪弁だった。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/19 23:26 |
お詫び
最近、このウエブリブログの管理画面に、なかなか
アクセスできない状態が続いています。
更新、TB、その他、滞っておりますが、必ずさせていただきますので
ご了承ください。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/19 21:01 |
ボクシング・デイ 樫崎 茜 講談社
「ボクシング・デイ」って、何かご存知ですか?
私も、この本で初めて知ったんですが、一日送れで
クリスマスプレゼントを開ける日だそうです。
普通、クリスマスプレゼントは、24日のイブか、
25日に開けるものですよね。
でも、皆が皆、そうできるわけじゃない。
いろんな事情で、プレゼントを開けられなかった
人のために、ある日。それが、ボクシング・デイ。
...続きを見る
トラックバック 1 / コメント 0 |
2008/03/14 02:14 |
新・御宿かわせみ 平岩弓枝 文藝春秋
秘かに、時代小説はずっと大好きです。
高校時代に池波正太郎先生にハマってから
それはたくさんの時代小説を読んできましたが。
やはり、この「御宿かわせみ」は外せないシリーズ
ですよね、時代劇ファンなら。
いつから読み始めたのかも定かではないくらい
このシリーズを読んできました。
はじめは、るいと東吾の恋の行方が、よみたくて。
そして、長らく読むうちに、私の中には、この「かわせみ」の
世界がずっと別世界として存在するようになる・・。
これは、シリーズものの強さです。
この「かわ
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/12 01:22 |
綺想迷画大全 中野美代子 飛島新社
「綺想迷画大全」というタイトルを見た
とたん、これは読まなくちゃ、と思ったんですが
やっぱり正解でした。
中野さんの専門は、中国文学。
そして「シノロジー図像学」の第一人者、と言われても、
素人にはさっぱりだけれど、これは
中国学を、絵画や建築、彫刻などから
解明していく、という学問ということでいいんでしょうか。
(誰に聞いてるんだか)
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/09 23:19 |
ほかに踊りを知らない。(東京日記2) 川上弘美 絵 門馬則雄 平凡社
私は、やっぱり川上さんの文章が、好きだなあ・・。
こういうのは理屈ではなくて、感覚の問題なんだろうけれど
そう言ってしまうと、このレビューは終わってしまうんである(笑)
...続きを見る
トラックバック 3 / コメント 2 |
2008/03/05 01:11 |
美の旅人 フランスへ 伊集院静 小学館
前作「美の旅人」はスペイン絵画が主だったの
ですが今回は、フランス絵画です。
フランスといえば、もう芸術の都、パリ。
そしてルーブルということで・・。
読み応えある、とても興味深い一冊でした。
...続きを見る
トラックバック / コメント |
2008/03/02 01:25 |
HEARTBLUE 小路幸也 実業之日本社
「HEARTBEAT」の続編。
舞台をニューヨークに移しての長編です。
主人公のワットマンは、巡矢と委員長に縁のあった
警察官。その彼のところに、一人の少女の失踪事件が
持ち込まれる・・・。
ワットマンの父親も警察官。謹厳であった父親は
ワットマンの誇りと憧れの象徴。しかし、家族の過去には
ある事件があった。ワットマンの姉が幼い頃に失踪して
いるのだ。少女の失踪事件が、段々とその家族の謎に
絡んでいく。
一方、やはりふとしたことから、この事件に関わってしまった巡矢。
彼がそ
...続きを見る
トラックバック 2 / コメント 0 |
2008/02/29 00:51 |