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zoom RSS 新耳袋コレクション 恩田陸編 木原浩勝・中山市朗/著 メディアファクトリー

<<   作成日時 : 2006/09/02 21:25   >>

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画像現代の怪談を集めた「新耳袋」のシリーズから、恩田陸さんが
選んだ九十九の話をあつめたもの。
いわゆる「怪談」から連想する幽霊話ではなく、ちょっと不思議な話、という
構成になっているのが恩田さんらしい。
「何だか引っ掛かる。よく考えると怖い。不条理だ。」
という話に惹かれる、という恩田さんが選んだ話は、読んでいると、ふっと
異空間にさまよういこむような感覚を引き起こす。
「新耳袋」は全部ではないけれども、目についたら読むので
この中にも知っている話もけっこう含まれていたんだが、
こうやって恩田さんが並べると、また違った味わいですね。

恩田さんもそうらしいんですが、私も全く霊感、なんて繊細なものは
持ち合わせない(爆)幽霊らしきものを、チラとも見たことがございません。
数年前に、家族を急になくしたことがあり、それは本当に思いがけない
不意打ちだったので、悲しみも大きかったのですが、それ以上に
その後のことが、恐ろしく大変でした。私は不謹慎ながら、どうか枕元に
立って、てんこ盛りになっていたわけのわからないことを教えてくだされ、
と何度も仏壇にお願いしたのですが、全く、本当に一度も枕元にたっては
くださらんかった・・。あの時だけですね、霊感がほしい、と思ったのは・・。
日頃は、このややこしい世の中で、そんな感覚があったら神経ちぎれちゃうんでは
ないかと思うんで、己のアンテナのなさに感謝しております。

で、そのせいか怖い話は好きですね。ないものねだり、なんでしょうか。
でも、幽霊の話には、恩田さんと同じくそれほど惹かれない。
やはり、こういうちょっと違う世界と一瞬コンタクトする話が、面白い。
なんと言っても一番こわいのは、生きている人間です。
その人間の抱える不条理が、ひょこっと現象になって顔をだすような
出来事に、興味がありますね。個人的には、震災の時に現れた牛の話が
けっこう怖かった。小松左京の「件(くだん)の母」を連想してしまったからかなあ。
それとも、あの震災の恐ろしさがやはり骨身に沁みているからでしょうか。
私は霊感はないが、よく悪夢を見てしまう。その手ざわりに似ているからかも。
もう秋の気配が漂いますが、もっとすずし〜くなりたい人にオススメです。

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叶った夢は優しく足元に落ちている。
『願い』や『夢/目標』というのは気をつけないと思っても見ない方向に向かってしまいます。つまり、自分にとって悪い出来事が降りかかる。こういった状況を回避するために、おずさんが素晴らしい事を教えてくれました。おずさんのメルマガから引用します。-----------こ... ...続きを見る
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2006/09/24 12:31

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