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zoom RSS にんぎょうげきだん こみねゆら 白泉社

<<   作成日時 : 2010/06/02 23:50   >>

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画像可愛い可愛いこみねゆらさんの絵本。
「にんぎょう」・・人形は、絵本と並んで、
こみねゆらさんのもう一つの表現手段です。
つまり、この絵本は、こみねゆらさんの拘りが
いーっぱい詰まってらっしゃるのではないかと
予想しておりましたが、その予想に違わぬ、
非常に凝った絵本になっております。
でも、その凝り具合が、マニアックな方向に向かわずに、
愛情になって、結実してるのが伝わります。

この絵本の「にんぎょうげきだん」は、掛け言葉みたいな
もので、おにんぎょうさん達が、人形劇をしながら旅して
いるんです。猫が弾くバイオリン、うさぎが奏でるオルガンと共に、
小さな小さな舞台で、小さなあやつり人形で、お芝居が
上演されます。初めは、その小ささがよくわからなかったんですが
途中で人間のお家ににんぎょう達がおじゃまするシーンがあって。
そこで、彼らの小ささが急に胸に迫ってきて、可愛くて身悶えしました。
いや、マジで身悶えしましたよ。胸キュンでございます。

なぜ彼らはふるさとを離れて、旅をしているんだろう。
花や星が降る野原の中にいる彼らはあまりに小さくて
ラストの頁で、木にもたれかかって寝ているくったりした姿に
切なくなる。帰っておいでよ、って言いたくなる。

私の手を離れていった小さな命が、この人生に幾つもあって。
もしかしたら、こんな風に野原を旅しているのかもしれない、と思う。
このこみねゆらさんの描くお人形さんたちは、ちょっと何かに傷ついたような
その痛みをお腹の底に、小さなルビーのようにくるみこんで、知らん顔
してるような、「いたいけ」な顔をしている。
彼らが帰ってきたら・・私の所に帰ってきたら、そのルビーを取り出して、
日のあたる所において、「こんなに綺麗だから、もういいねえ」と
お茶を飲みながら語り合いたいと思ったりする。

とっても可愛い絵本なのに、連想する事が何やら切ないのは何故でしょう(笑)
私が自分に引き寄せて物語作っちゃってるからですねえ、ここから・・。
「にんぎょう」は、命が無いものなのに、想いがあるじゃないですか。
だから余計に、自分が失ってしまった命や、救えなかった命を
そこに映しこんで思ってしまうのかもしれません。
個人的に、バイオリンを弾いてる猫が、たまらん可愛さでした・・。
付録で、ペーパークラフトが付いています。
ちょっともったいなくて切れない(汗)
でも、これ、女の子なら・・古い女の子(誰やねん)でも欲しくなっちゃう
でしょうね。プレゼントにもいいかも。

おいしい本箱 http://www.oishiihonbako.jp/index_f.php

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは♪可愛い絵本には目がない、元少女としては(笑)ERIさんのレビューを読ませていただいてから、早くこの子たちに逢いたくて、たまらなかったです(>_<)
人形劇をしながら旅をしている、この子たちもお人形さんで・・・。小さな小さな身体で一生懸命に歩いて歩いて、みんなに人形劇を見せる後ろ姿の愛しいこと・・。何故だか泣けてしまって・・。
可愛いんだけど切ない・・。ERIさんの想い、わかります。「帰っておいで。」って言ってあげたくなりますね・・。
ちょこっと切ない夜・・。今夜はこの絵本を抱いて眠りたいと思います。

う〜ん。やっぱりこのペーパークラフトは切れませんね(ノ><)ノ
このまま大事に取っておきます(^-^)

2010/06/11 00:04
>花ちゃん
んふふ(*^m^*)元少女仲間〜♪
とっても可愛いおにんぎょうさんたち。旅するのも大変に違いないのに、一生懸命歩いてたよね(>_<)
ちょっとずつ、私の心を埋める小さなピースを持って歩いてはるような気がした。うちの猫さんも、小さな身体いっぱいに私の心、持って歩いてはって・・。だから、私のもとに帰ってくるまでは、私の心は猫の形に穴が空きます。
このおにんぎょうさんたち、ギュって抱きしめたくなるよね(ノ><)ノほんとに、元少女にはこたえられない絵本です。
いつも、コメントありがとう~☆・:.,;*嬉しいです(≧∇≦*)
ERI
2010/06/11 23:34

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