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小川洋子の偏愛短編箱 小川洋子 河出書房新社
小川さんが自分の大好きな短編を集めたもの。
かなり怪しいラインナップになっています。
お気に入りの短編を、十六の仕切りのある箱に集めたという
コンセプトらしいのですが、まさに収集した、という感じ。
収集といえば、小川さんのキーワードです。
「沈黙博物館」の村人たちが生きた証を集める技師。
そして、「薬指の標本」の、秘密の場所に蓄えられる標本たち。
「貴婦人Aの蘇生」の剥製たち・・・。
集められることで、新しい光を浴びて、自己主張しだすコレクション。
この短編たちも、こうして小川...
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2009/06/09 22:01 |
生きるとは、自分の物語をつくること 小川洋子 河合隼雄 新潮社
小川洋子さんと、河合隼雄さんの対談です。
本当は、もっと回数を重ねる対談になるはずだったようですが
途中で河合さんが亡くなられたので、二回だけで終わっています。
その後は、小川さんの追悼文が載せられています。
河合さんは、カウンセリングの大家であるだけに、会話を重ねて
いく間に、小川さんの心の内にある言葉を、どんどん引き出していく。
また、小川さんが「人の話を聴く」という事に対して、まさに「耳を傾ける」と
いう言葉がぴったりの姿勢をお持ちなので、お互いの考えが
シンクロしながら広...
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2008/10/03 11:25 |
科学の扉をノックする 小川洋子 集英社
「博士の愛した数式」で、数学の持つ「美」に開眼した小川さん。
今度は、科学という、大きなジャンルにノックです。
小川さんが、それぞれの分野の第一人者に、頬を染めて
話を聴いている、その初々しい感じが、とてもいいですわ。
小川さんという聞き手が柔らかで感受性に満ちているので
お話をされる偉い先生たちも、自分のカードを、思わず深くまで
見せてしまっている、そんな感じ。
私も、小川さんに負けず劣らずの理系ダメダメ人間なんですが
それだけに、小川さんが感じるあれこれを、同じように新鮮に
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2008/05/30 02:33 |
小川洋子対話集 小川洋子他 幻冬社
大好きな小川さんの対話集!嬉しいやん、ということで
誰と対話してはるのか知らずに読み出したんですが、これが面白かった。
私は小川さんを、作品やエッセイからしか知らないんですが、こういう対談と
いうのは、いろんな人と話をする、ということでその人の持つ多面性がでますね。
ファンとして、なるほど、と思うところがたくさんあって興味深い本でした。
私は小川さんから発せられる言葉が好きなんだが、対談でも、そこかしこに、
はっとする言葉があって、それに惹かれてしまう。その言葉が小川さんから
出て...
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2007/06/07 01:27 |
海 小川洋子 新潮社
小川さんの短編集です。
うん。キラキラしてます。言葉の一つ一つが、小川に沈み込んだ小石のように
水気を含んで光ってる。この言葉たちに魔法をかけられ、気持ちよく酩酊する
ことができる。前にも書きましたが、小川さんの文章は、とっても肌に合う。
長編も素敵ですが、こういう短編の小さな世界に旅に出るのも、いいですね。
色合いの違う風景の中に佇んで、それを心に映していると、やさしい水が
胸に流れ込んでくるように思えます。いろんな現実にへこんだところや、
ひび割れた部分に、しみこんでいくような...
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2006/11/14 01:28 |
映画 薬指の標本 小川洋子原作 ディアーヌ・ベルトラン監督
昨日の夜、「そうそう、これ、いつまでの上映だったかしらん」と
HPを開くと・・。なんと、今日までじゃあありませんかあ!
いや、10日まではやってるんですが、今日を逃すとレイトショーのみ。
ミナミまで行かなあかんのに、レイトショーは見られへん・・ということで
急遽いってまいりました。しかし、一週間くらいしか上映してないやん・・。
どんだけマイナーやねん!!と思いながら、早くから電車に乗ってミナミへ。
(あ、ミナミというのは大阪弁で難波、つまり道頓堀やアメリカ村のある一大
歓楽街のこと...
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2006/11/02 23:32 |
薬指の標本 小川洋子 新潮文庫
この小説が、フランスで映画化され、公開されるそうですね。
小川さんの小説はフランスで人気があるそうで・・。
フランスの翻訳エージェントに招待されて渡欧した話をエッセイで
読みましたが、なんだかそれ、わかるような気がします。
あの繊細な文体で「場」を作り上げていく感じが、フランス人の好みに
あってると思う・・。見たい〜!!そこで今日これを買って読み直してみました。
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2006/09/28 22:50 |
貴婦人Aの蘇生 小川洋子 毎日新聞社
「ミーナの行進」を読んでいて、なんとなくこの作品が
気になり、久しぶりに再読してみました。
面白いことに、そう思って眺めるせいか、この物語は
明るく暖かい「ミーナの行進」の裏返しのような世界なんだなあ。
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2006/06/29 00:33 |
ミーナの行進 小川洋子 中央公論新社
この物語の中に流れる時間がえらく気持ちよくて、
一息に読み終わるのがもったいなく毎日ちょっとずつ
読んでました。時々ありますね、こういういつまでもひたって
いたい本、というのが・・。懐かしくて、暖かくて、快い。
さよならしたくなかったなあ。
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2006/06/15 23:22 |
おとぎ話の忘れ物 小川洋子 樋上公美子 集英社
小川さんの文章と、樋上さんの絵が素敵にマッチングした
本。おとぎ話と小川洋子さんって、もうタイトル聞いただけで
「ああ、似合う〜!」と思ってたんですが、やはり正解ですね。
おとぎ話の隠微さや残酷さが匂いつつ、この手の本によくある
それを狙ったような下品さが全くない。
一言一言が淡いオーラを放つ小川さんの文章の緊密さが、
素敵。硬質でいて、お口にふくむと、ふっととろける感じです。
そうそう、やはりキャンディみたい。
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2006/06/09 01:03 |
犬のしっぽを撫でながら 小川洋子 集英社
なんだか小川さんとは、皮膚感覚がとっても似てる
というか、肌に会うんですよね・・。
毎日けっこう本を読んでいると、いろんな世界に足を
つっこんでる気分になるんです。それはとっても
楽しいことなんですが、時々妙に疲れたりする。
そんな時、小川さんの小説を読むと、すごくほっとするんです。
彼女の小説がわかりやすい、とかいうのではなくて
彼女の世界が、自分の感覚になじみやすい、というか・・。
彼女の小説には、私が紛れ込む余地がある。
あの静謐なところの片隅に、私だけの小さな椅子がある...
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2006/05/04 11:06 |
アンネ・フランクの記憶 小川洋子 角川書店
前に読んだこの本が「沈黙博物館」を読んでから
ず〜っと気になっていて、読み返そう、と思っていた。
まあ、それからどれだけ時がたったのよ・・。
あっという間に年をとっちゃうはずだわ(汗)
これは月並な感慨なんですが、本当に年齢を
重ねれば重ねるほど時はあっという間に駆け抜けて
いってしまう・・。ああ、こわいこわい・・。
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2006/04/03 23:44 |
沈黙博物館 小川洋子 文春文庫
これはもう色濃い小川洋子ワールド。
静寂と沈黙と閉塞。語りかける動かないモノたち。
こんな風に世界を紡げる小川洋子さんにはほとほと感服します。
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2005/10/15 21:47 |
世にも美しい数学入門 藤原正彦 小川洋子 筑摩書房
「博士の愛した数式」によって新境地を開拓した小川洋子さんと、数学者の藤原正彦さんの対談。これがバリバリの文系の私にも、本当に面白かった。数学の持つ永遠の真理としての美しさと不思議。その不思議を、神様に見せてもらうために何十年も追い続ける数学者のロマン。
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2005/06/24 23:30 |
博士の愛した数式 小川洋子 新潮社
もう私が何か言わなくても十分に有名な小説なんですが、やはり好きなんで。
今週、私はけっこう新しい本を読んだのですよ。でも、数を読んでも、だめなものはだめなんですよね。あきません。私はここでは好きな本だけ紹介したいので、そういう時は、本棚からお気に入りをひっぱりだすことにします。
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2005/06/17 22:11 |